田んぼでは色々な物を散布して病気から守る作業を行わなければなりません。こうした時に利用するのが噴霧器というものになります。 しかしあまりにも大きなものを利用すると持ち運びが難しくなってしまいますので、たいていの場合はエンジンセット動噴とタンクを軽トラックの荷台に積み、移動しながら作業を行っています。 軽トラックが入ることのできない場所ではホースを持ち運ぶ必要があるため作業が難しくなりますが、大きな田んぼとなると基本的に畦道が整備されているような農地が多いので、基本的にはエンジンセット動噴の利用で問題ありません。 エンジンセット動噴を利用するメリットはなんといってもその水量にあります。背負式動噴やキャリー式動噴ではポンプの構造上どうしても水量を上げることが難しく、1000L程度の大容量タンクでも問題なく給排水が可能なところが魅力です。 水量以外にも圧力も高く、最大で5.0MPaの圧力を誇るモデルなどもありますので、水田用の畦畔ノズルや鉄砲ノズルを使って遠距離大水量の散布が可能です。 遠距離での散布が可能ということは、田んぼの中に入って作業を行わなくてもムラのない防除が可能ということですので、一般的に広く利用されているノズルとなりますので、エンジンセット動噴との組み合わせがおすすめです。 |
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ピストン式動噴なので吸水効率バツグン!丸山製作所のエンジンセット動噴はこちら! 1933年に国産メーカーとして初の横型三連式動噴の開発に成功し、以降防除機業界においてトップシーンを走り続ける丸山製作所のエンジンセット動噴! このメーカーが開発するピストン式の動噴は、水量よりも吸水・吐出の効率を究極まで追求したモデルですので、水田での遠距離散布にもピッタリです! |
稲の栽培をする際には噴霧器を使って薬の散布をしなければなりません。そのため動噴に取りつけるノズルというのが必要となります。 ノズルについてはとにかく広範囲に散布できる物が望ましく、それによって作業時間を短くすることが重要となります。ただ噴霧器に合わないようなノズルを取りつけるのは避けるようにしてください。 動噴には色々なノズルを取りつけて噴射の方法を選ぶことができます。散布の際には広範囲に撒けるようなタイプが望ましく、これによって作業効率を上昇させることができます。 特に炎天下の作業をすることもある水稲栽培は、早い段階で作業を終わらせることを目標にしなければなりません。そのためには広範囲に散布できる、畦畔ノズルが利用されることが多いです。 また強い圧力で押し出せるような鉄砲ノズルでも構いません。これなら遠くの部分まで散布をすることが出来るので、これも作業時間短縮に繋がります。 噴霧器で防除作業を行うことも多くなります。早く終わらせたいなら広範囲に撒けるタイプか、圧力で遠くまで飛ばせるタイプを使ってください。近距離しか使えないものは時間がかかるので避けた方がいいです。 |
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水田の均一散布といえばこれでしょ!畦畔ノズルコーナーはこちら! 水稲栽培に適したノズルといえばこれしかない!吐出距離の異なる複数のノズルを利用して近距離から遠距離まで散布可能な畦畔ノズル! 複数のノズルを利用することで1枚の田んぼに均一な散布が可能となりますので、中心部のみ農薬にムラが出るということもありませんのでオススメです! |
田んぼで噴霧器や動噴を利用する場合は色々な装備が必要となります。まず色々なものを撒くことになるため、防護メガネやマスクといったものは着用してください。 これらのものが無い場合は薬物をそのまま吸い込むこととなりますし、目に入ると痛みや炎症の原因となります。噴霧器は広範囲に及ぶこともありますから、作業をする方は防護メガネとマスクは絶対付けてください。 また動噴を持ち運んで動かしたい場合は、動噴を軽トラックの荷台に載せて移動しながらの防除が効果的です。 エンジンセット動噴となると地面に置いて持ち運べる重さではありませんので、軽トラックや自走式の動噴などが便利でおすすめです。 後は握っている部分に色々な物が付着することを防ぐため、専用の軍手などで手を覆ってください。 使用する際は肌の露出を無くすことが重要なので、暑くても肌を隠すような装備をしてください。 これによって薬が肌に付くことが無くなり、後から問題が起きるということはなくなります。装備を十分に整えないと後から苦しむこととなるため、動噴を利用する場合はとにかく守るための装備を用意してください。 |
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田んぼでの散布は大水量を必要としますので、防除服が必須です! 水田の散布では大水量を遠距離に散布することになりますので、防除服や防除メガネが必須アイテムです! これらを装備せず目や肌に農薬が付着した場合、炎症を起こしたり場合によっては視力の低下ということも考えられますので、必ず装備してください! |