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アグリズを普段ご利用のお客様なら一度は目にしたことがあるあのバナー。
安心なのはわかるけど、一体どういうことをして出荷しているのかわからないのでちょっと不安ですよね。
↓”あの”バナー
そんな方でも安心、このページを全て読めばアグリズで行う組立試運転のヒミツがすべてわかります!
はじめてご利用されるお客様も、購入を検討される前にぜひ一度このページを読み込んでみてください!
1. 商品の組立てって何をしてるの?
それでは、試運転の現場を見てみましょう。
普段何気なく使っている草刈機ですが、製品によってはエンジンとパイプが別々に出荷されている場合があるんです。
なので、まずはエンジンへパイプを取付けて、いつもの草刈機の形に組み立てる必要があります。
このとき、パイプ側にあるアクセルワイヤーもエンジンに繋げる必要がありますので、そちらもワイヤーを取付け、スロットルの微調整を行います。
↑ループハンドルや両手ハンドルなどお客様の注文に合わせて、エンジンにパイプを取付けています。
2. 商品の試運転って何をしてるの?
アクセルワイヤーを取り付けたら、続いて先端部に黒い保護カバーを取付けます。
邪魔だからって取り外した状態で使う方もいらっしゃいますが、飛散防止のためのカバーですので安全のためにも絶対外さないでくださいね!
それでは、続いてエンジンの始動確認を行います。
2サイクルエンジン草刈機の場合、まずは混合ガソリン(ゼノアの50:1オイルを使っています!)を入れて、プライミングポンプを数回押します。
その後、チョークレバーを「閉」にしてエンジンをかけやすい状態にし、リコイルスターター(俗に言う「ひも」)を数回引いて、エンジンを始動させます。
チョークが閉じた状態だとエンジン側で吸い込む空気量が少なく初爆が起こったあとにエンジンが停止しますので、レバーを「開」の位置に戻します。
その後、リコイルスターターを数回力強く引いて、エンジンを始動させます。
屋内では危険なのでチップソーは取付けませんが、エンジンを始動させた状態でフルスロットル状態のまましばらくエンジンを回します。
エンジン動作に問題ないことが確認できれば、エンジンを停止し、タンクとキャブレター内の燃料を空にします。
機械の構造上、微量の燃料が残っている場合がありますが、あらかじめご了承ください!><
↑試運転風景です。アグリズの出荷スタッフは草刈機を日本一始動させている、いわばエンジン検査のプロです。
3. 商品はどうやって梱包されているの?
それでは、商品の試運転が終わったので梱包作業に移ります。
ここからがアグリズ出荷チームの本領発揮!
通常であれば新聞紙や梱包材などを使って外からの衝撃に備えますが、アグリズではダンボールを使って商品を固定してしまいます。
商品を固定してしまえば、外からの衝撃で商品が動いて破損することもありませんし、お客様にお届けした後もゴミが少なくなりますので、環境にもやさしいエコ仕様なんですね♪
梱包が終われば箱に送り状を貼って運送会社さんに配送をお願いし、お客様に出荷完了メールをお送りするという流れになります。
これで草刈機の組立試運転は完了です。商品が到着したら、あらかじめ用意しておいた燃料を入れるだけで始動ができますので、運送会社の荷物をそのまま畑に持っていって草刈り作業だってできちゃうんです!
※両手ハンドルをご注文の方はサイズの関係上取り外した状態で出荷します。お手数をおかけしてごめんなさい!m(_ _)m
↑アグリズのオリジナル箱に梱包します。仕切りをうまく使えば、配送時に衝撃が加わっても大丈夫!
4. ひとこと
さて、ここまで商品の組立てと試運転について解説をしました。
ここまでの手順をお客様にご説明すると、「そんなのしなくていいから早く送ってよ!」という意見をいただくことがございます。
もちろん出荷スタッフが試運転をするわけですから、そのまま商品を出荷してしまえば手間もかからず簡単に出荷することが可能です。
しかし、アグリズがそれをしないのには理由があります。
通常、近くの農協や農機店で商品を購入した場合、これらのサービスは一般的に行われており、畑に行く前に店に立ち寄って、購入した機械をそのまま畑にもっていくというような光景が日常のものとなっています。
そういったサービス・当たり前の感動をインターネット通販でもお客様にお届けしたい、そんな思いから組立試運転を行ったうえで商品を出荷しています。
そういった私たちの思いはここまでお付き合いいただいたお客様であれば、既に充分にご理解をいただけたと思います。
これからもアグリズスタッフ一同、より良い商品をより安く、より早く、より正確にお客様のところにお届けしたいと思いますので、ぜひアグリズでのお買い物をお楽しみください!