防草シートを施工する際にはいくつか気を付けることがあります。 まず、前段階としてシートを引く前にしっかりと整地しておくことが必要です。 整地しておかないとどうなるかというと、デコボコしすぎている地面の場合は、その落差からシートがめくれやすく、風で剥がれてしまったり、シートの隙間から雑草が生えやすくなってしまいます。 また、石や鋭利な金属、切り株などの上にそのままかぶせてしまうと、その上を歩行した際に防草シートが破れてしまうこともあります。 十分に強度を確保しているものでも農業資材としては繊細な事にかわりはないので、これらの注意は非常に大事なことでしょう。 また、くぼみの上にシートを張ると、その上にもくぼみが出来てしまい砂や土などが風に吹かれて飛来し、たまってしまうこともあります。 そうなるとその上に雑草が生えてしまうこともありますから、意味がなくなってしまいます。 また、熱に弱い農業資材ですので、近隣から火の粉が飛びやすかったり、たばこがシートの上におちると、溶けて穴が開いてしまうことになりますから、火の使用やタバコには十分注意してください。 (溶けてしまうだけで、燃え広がって大火事になるということは考えにくいですが、注意は必要です。溶けてしまった場合は補修テープなどをつかって補強してください) |
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デュポン 超強力防草シート ザバーンはコチラ!
太い繊維を用いているため強度も十分です。 また、優れた透水性と耐候性を持たせることにより、雨(水)や液体肥料を通しやすく、さまざまな用途に対応できる雑草抑制シートです。 ザバーン240の超強力タイプはスギナ、チガヤ、ヨシ、笹、セイタカアワダチソウ等の強い雑草でも抑制し、シート上に砕石を敷けば駐車場にも使用できます。もちろん車両がのっても大丈夫です。 |
急斜面で防草シートを設置する場合、土手の全面にシートを設置するようにしましょう。 部分的に使用すると、まわりから雑草が覆いかぶさってきてしまい、意味をなさなくなってしまいます。 また急斜面である以上、設置の際には止めピンでしっかり固定しないとズリ落ちてしまう可能性もあるのでしっかりと固定する必要があります。 これは上部はもちろんですが、下部やサイドもしっかりと固定し、めくれないように固定しましょう。 農業資材としては非常に軽量な部類に入りますから、このような固定作業は非常に重要です。 また下部の近くを人が歩いたり、車両が通過するようであれば、巻き込んだり、毎回踏んでしまうような状況は好ましくありませんので、しっかりと処置しておきましょう。 とくに車が巻き込んでしまうと一大事ですので、十分に注意を払う必要があります。 また交換が必要な時期になった場合、防草シートをよじ登ったりせず、上手にまわってピンを外すようにしてください。 シートは非常に丈夫にできていますが、人の体重を支えるように設計されている農業資材ではありませんし、交換時期ということはかなり経年劣化しているはずですから、人の体重で引っ張ったら簡単に破れてしまう事もあります。 |
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防草シート 植樹ニューマットC-3 濃緑 ロールはコチラ! 特殊熱処理によって半樹脂化し高密度・高強度となった表層は、下からの雑草の突き抜けを強固に抑制するだけではなく、平滑化され毛羽立ちが殆ど無い事から、周囲から飛来する雑草種子の定着を阻害し、風や通行車両の土埃のまき上げによる土だまりを出来にくくする事で、更に防草効果が高められています。原材料となるリサイクルPETペレットの製造過程で、紫外線劣化を防ぐ耐候剤を適度に混入しているだけでなく、特殊熱処理による表面の半樹脂化により、更に様々な気象条件による劣化要因に対して強化され長期に渡る耐久性を有しています。 |
水田近くで防草シートを設置する場合、シート自体の強度をしっかりと確保してください。 薄い防草シートを使うと強力な雑草が突き破って生えてきてしまうこともあるので、注意が必要です。 シートと一口に言っても様々な材質、厚さがある農業資材ですから、十分に吟味し、必要なシートを選ばないと、せっかく設置しても全く意味をなさなくなってしまいます。 また、設置部分の近くを車両が通る場合、シートが破れたりめくれてしまったり、場合によっては巻き込んでしまう事もあるのでそのような場所では設置範囲に十分注意してください。 農業資材としては車への対応を考えられているようなものではありませんから、どんなに分厚くでも完全な対処にはならないでしょう。 特に道路のコーナー部分にまで設置する場合は、その角を車両が曲がる際、後輪がシートを踏みつけてしまう事が多いので注意が必要です。 ご自身が運転する車両以外通らないというのであれば、この後輪にきをつけてコーナーを曲がるようにすれば、シートにダメージを与えずに済みますが、極力余分に設置しないようにしておけば扱いやすくなると思われます。 また水田近くの場合、シートの上に泥や土が貯まりすぎるとそこから雑草がはえてしまうので、しっかりと整地し泥や土がたまるようなくぼみを作らないようにしましょう。 |
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日本ワイドクロス 防草アグリシート BB1515はコチラ! 高密度の強力織物シートだから耐久性・耐薬品性に優れ、地温の安定と保湿に大きな効果を発揮します。また、高い遮光性により、ハウス内や露地の防草用シートとして高い評価を得ています。 |