防草シートを基本の使用法通りに敷くことができたら、とりあえずは雑草の脅威からは逃れることができます。 しかし一度敷いたらそれでおしまい、もう何も行わなくても大丈夫というものではないので、注意が必要です。 長く効果を持続させるためにも、定期的なメンテナンスを行っていきましょう。 農業資材におけるメンテナンスというのは、最も機能を果たせる、製品のデフォルトの状態をキープすることにあります。 製品の耐久年数は、デフォルトのものを基準として定められるものですので、シートをいつまでも購入時と同じ品質に保つことができれば、それだけ長く使えるという計算です。 特別な何かをしているつもりがなくても、シートの状態は日々変化していきます。 雨に打たれず風に吹かれず、天候の影響を全く受けない状態でなら手をかけるまでもありませんが、そんなわけにもいきません。 自然に対してその力を抑えたり阻んだりする効果を持つ、大体の農業資材がそうであるように、防草シートもまた施工後のメンテナンスが欠かせないものになるののはそれが理由です。 メンテナンスをせずに放っておかれたシートは、風にさらされ続け土砂が溜まりと、自然の力によって消耗し破損し、雑草を抑えきることができなくなります。時折状態を見て、常に環境をリセットさせていきましょう。 |
|
デュポン 超強力防草シート ザバーンはコチラ! 優れた透水性と耐候性を持たせることにより、雨(水)や液体肥料を通しやすく、さまざまな用途に対応できる雑草抑制シートです。 ザバーン240の超強力タイプはスギナ、チガヤ、ヨシ、笹、セイタカアワダチソウ等の強い雑草でも抑制し、シート上に砕石を敷けば駐車場にも使用できます。 |
農業資材のメンテナンスには、特別な工具はほとんど使用されません。防草シートにおいてもそれは同じです。 防草シートのメンテナンスでは、とりあえずその見かけを整えることが重要になってきます。 シートを敷いた、外側のことです。 シートを突き抜けて雑草が生えていたり、中で蔦などが伸びて盛り上がってしまっていればそれを取り除かなければなりませんが、外から見て変化がなければ内部に手を入れることはありません。 中途半端にめくったり、シートの下をのぞいてみようとして逆に光を入れてしまっては意味がないので、基本的に動かさないようにしましょう。 シートのメンテナンスは、その表面の状態を注意深く観察することから始まります。 破れている箇所があるか、弛みはあるか、捲れはないか汚れはないか、隅々までよくチェックします。 シートに問題が生じていたら、その部分部分に合わせた対処を行ってください。穴があればそれを塞ぐ、草が生えてきていれば抜く、泥が溜まっていれば取り除いて、水で洗い流しましょう。 農業資材のメンテナンスは、機械と違って計画的に行うものでもありません。日々の生活の中で時々様子を確認し、天候に大きな変化があった時は気を付けてみたりと、柔軟に取り組んでいくのがおすすめです。 |
|
抗菌剤入り防草シートはコチラ! ・耐久性が抜群の草よけシートです。 除草剤を使用せずに防草効果を発揮し、薬剤を使っていないので土を汚しません。 抗菌剤が入っているため、防カビ効果もあります。田畑の畦・畝間・ハウス周り休耕地等の雑草押えに最適! |
農業資材は時間をと共に劣化していくもの、防草シートもまた同様の性質を持ち、交換を必要とします。その時張替えが簡単に行えるか否かという問題には、それまでシートのメンテナンスを丁寧に行ってきたかどうかが関わってきます。 メンテナンスを丁寧に適切に行えていれば、交換時期の状態も落ち着いたものになっているでしょう。 地面の荒れもほとんどなく、雑草も少し生えている程度、そんな状態にあれば、シートの張替えも至極簡単です。 消耗が著しくなってきたシートを取り除いて、軽く地面をならして雑草を排除して、新しいシートをピンで固定してとやっていけばそれで張替えは終了となります。 既に状態が整っている分、最初にシートを敷いたときよりも、作業はスムーズに行えるでしょう。 しかしシートを放置していて、シートが無残にも雑草に負け、雑草のはびこる状態になってからでは、農業資材店でシートを調達してもすぐに張替えることはできません。生えてしまった雑草を根こそぎ抜き、盛り上がった地面をきれいに平らにし、ぬかるんだところがあれば土を足すなどして、一から整備に励まなければならなくなります。 張替えを簡単に行うために、日ごろから環境を保つことは大切です。 それから防草シートの機能が怪しくなってきたな、雑草が見えるようになってきたなと思ったら、その勢いが増す前にすぐに張替えの準備を進めることも、交換を容易にするコツになります。 |
|
ダイオ化成 防草シート 緑 ダイオ畦クロス はコチラ! 高密度強力織物の高い遮光性により防草効果抜群です。 水田法面や畦にご使用することにより、長期にわたり雑草の発生を抑制し、草刈りの手間を省きます。 グリーン色なので景観になじみ、20cm間隔でラインが入っていますので、植物の配列や設置に便利です。 |