草刈機(刈払機)にはさまざまな形状があり大きく、両手ハンドル、ループハンドル、ツーグリップハンドルがあります。この中でも両ハンドルの形状には左右対称と、左右非対称の2種類あるのはごぞんじですか? 左右非対称のハンドルが取り付けられた草刈機(刈払機)はユニバーサルハンドルとも呼ばれており、その名の通り取り付けられたハンドルの長さが左右で違う草刈機(刈払機)です。一般的な草刈機(刈払機)はハンドルの長さが左右対称のものがほとんどですが、ここ数年、左右非対称のハンドルが付いた草刈機(刈払機)が増えて来ています。 特に主要な草刈機メーカーが製造している草刈機(刈払機)にはかなりの割合でこの左右非対称ハンドルを搭載したモデルが存在します。一般的な両手ハンドルタイプは、傾斜の少ない平地の草刈に適しています。 ハンドルをにぎって腰の回転で左右に大きく振ることが出来る為、草刈効率が高いのが特徴です。左右非対称もこれに該当します。左右非対称ハンドルの仕組みは、一方のハンドルを長くすることにより振り幅がより大きくなり無理のない安定した姿勢で草を刈ることが可能になっています。 この振り幅の違いが左右対称のものと大きく異なる点だと言えます。 一見非常に使いづらそうに見える左右非対称の形状ですが、実際には左右対称のものよりも使いやすく、効率よく草を刈ることが可能になっています。 |
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左右非対称草刈機(刈払機)のメリットは、左右対称のものと比べて効率よく草を刈ることができるという点です。草刈機(刈払機)には草を刈る方向と言うものが決められているため、草を刈る姿勢はおのずと決まってきます。 よく初めて草刈機(刈払機)を扱う人の中には左右どちらへ振っても草は刈れるのではと思っている方も多いようですが、草を刈る場合は草刈刃の前方左側3分の1の範囲を使います。 往復刈りを行うと刈草が飛散しやすいだけでなく、特に右側はキックバックという刃の跳ね返りを起こしやすいので注意が必要になります。 右から左へと草刈機(刈払機)を振って草を刈るわけですが、そうすると草刈機(刈払機)の本体を体の右側に添えて腰を左に振って草を刈ることになります。左右非対称の草刈機(刈払機)は左側のハンドルが長くなるように設計されているため、草を刈る場合に左に大きく振りやすい形状となってます。 使い始めは少々違和感があると思いますが、左側へ刈るためには最も理に叶った形状となっているため、草刈時の腰への負担なども大きく軽減できる点はメリットだといえます。 反面、ハンドルが長く設計されているためハンドル自体に負担がかかりやすいのと振り幅が大きくなる分、誤って草刈機(刈払機)を障害物等に接触させてしまった場合草刈機(刈払機)本体にもダメージが来やすくなりますので、作業は慎重に行いましょう。 |
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背負い式の草刈機(刈払機)は、エンジンの付いた本体部分を背中に背負って使用する草刈機(刈払機)です。背負い式の場合、両手ハンドルの付いたものは無く、基本的にループハンドルかツーグリップになっているものがほとんどです。 何故両手ハンドルがないのかと言えば、エンジンを背中に背負っているためバランスを取るのが難しいという点が上げられます。 肩掛け式草刈機(刈払機)の場合エンジンと草刈刃が同じ棹に連結されているため、エンジンの重みでギヤケースが上がりギアケースの重みを腕が感じることなく作業ができていました。 ただ、エンジンを背負う背負い式ではエンジン本体を背負い、操作棹にはフレキシブルシャフトが連結されているだけなので、ギヤケースの重みを腕で支える形となり、うまく作業ができなくなってしまうためです。 ただ、一部の草刈機メーカーではそうした欠点を解消してより両手ハンドルに近い使用感を出したバーハンドルモデルも設定されています。リヤハンドル部分に肘当てが装備されており、ここで棹を押さえることでギヤケースの重みを支える構造になっています。 メーカーによってはフロントがループハンドルでリヤ部分をバーハンドルにしたモデルを設定している会社もあります。この辺は各メーカーの考え方の違いでさまざまな形状をしたタイプのものがありますので使いやすいモデルを探してみるのも良いでしょう。 |
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