草刈機とは、小径木や草を刈払う事を目的とした機械の事で正式名称は刈払機と呼びます。草刈機(刈払機)のハンドルタイプは大きく分けて、ループハンドルや両手ハンドル、ツーグリップがあります。 ループハンドルは平地でも起伏地でも対応できるオールマイティな形状で、両手ハンドルは、平地には向いていますが起伏地や斜面はあまり得意ではありません。逆にツーグリップハンドルタイプは傾斜地や山地に強く平地は余り得意ではありません。 草刈機(刈払機)の中で、特に専門性の強い山林特化型のツーグリップハンドル仕様ですが、殆どのメーカーがループハンドル仕様とツーグリップハンドル仕様では実はフロントハンドルが異なるだけであとは殆ど同じ構成になっています。 そのため、ハンドルの変更もツーグリップ式からループ式へまたはその逆への変更は比較的簡単に安価に行えます。ギヤケースなどをはずしたりといった作業は必要になりますが、方法さえわかれば一般の方でも交換を行うことは可能でしょう。 しかし、Uハンドル仕様からの変更もしくはその逆となると工程が複雑となり、部品代金も高額となります。草刈機のハンドルは作業の内容や場所により大きな影響を与えますので草刈機を選ぶ際はお使いになる状況や場所を考慮した上で適切なタイプのものを選ぶようにしましょう。 |
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草刈機(刈払機)は、先端部分に取り付けられた刃により、草を刈り取る機械です。いろいろな構造を持つ草刈機(刈払機)が開発されており、作業内容によって適当なタイプを選択できます。 中でもツーグリップハンドル仕様の草刈機(刈払機)は、操作棹を両手で直接握って作業を行うタイプの草刈機(刈払機)となります。細かい操作が可能になるので狭い場所や細かい動作を要する場所での使用に適性があります。 ただ、操作棹をそのまま直接両手で握ってしまうと振動がダイレクトに使用者に伝わってしまいます。では、ツーグリップタイプの草刈機の防振対策はどうなっているのでしょう。 主要メーカーが製造している草刈機のグリップハンドル部分は中空グリップといってグリップ部分が空洞になっているものが使われています。グリップを通して手と操作棹の間に空間を作ることで振動を伝わりにくくしているわけです。 最近では草刈機自体にも振動を伝わりにくくする仕組みや対策も進んでおり、より快適に作業ができるようになってきています。ただ、他のハンドルタイプに比べ振動を受けやすい形状であることに変わりはないので、長時間の作業などには防振構造を持つ作業手袋などを用いてしっかり防振対策をしたいですね。 |
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雑草や小径木を刈り払うための機械である草刈機(刈払機)は、作業を行う場所や目的に合わせて様々な種類の製品が考案されています。ツーグリップハンドルの草刈機(刈払機)は、両手で直接操作棹を握って作業を行えるという事が長所であり、傾斜がきつい場所や障害物が多い場所での作業に向いています。 これは、ある程度刃の部分を自由に動かす事ができ、現場の状況に的確に対応できるからです。つまり、自由度が高いタイプの草刈機(刈払機)という事であり、細かい作業にも対応が可能です。このために、林業関係者の多くが利用しています。 ただし、自由度が高いという事で、間違った使い方や強引な使い方をしてしまうと事故が起きる可能性が高くなるので、十分な注意も必要となります。草刈作業に金属刃やチップソーなどを使用している場合は特に注意が必要になります。 先端部分の歯は非常に高速で回転しています。このために、少し触れただけでも大きなダメージを与えてしまいます。自由度が高いという事は、逆に考えればそれだけ扱いが難しいという事です。 誤った使い方をせず安全に考慮しながら作業を進めるよう心がけましょう。また、同じ態勢で作業を行わなくてはならないので、長時間作業にもあまり向いているとはいえません。 |
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