エンジン式の草刈機(刈払機)は、エンジンの種類で4サイクル式と2サイクル式に分けることが出来ます。 4サイクル式の草刈機(刈払機)は、燃料に通常のガソリンを使います。 それに対して2サイクル式の草刈機(刈払機)は、ガソリンに2サイクルエンジンオイルを混ぜた混合燃料を使います。 長い目で見たときに、4サイクル式と2サイクル式では、どちらの草刈機(刈払機)がお得なのでしょうか。 一般に、本体価格は2サイクル式の草刈機(刈払機)が安いです。 これは、2サイクル式のエンジンが単純な構造であるため、部品点数や製造にかかるコストが安いというのが大きな理由です。 反対に、購入後のランニングコストという面では、4サイクル式の草刈機(刈払機)の方が有利です。 4サイクル式は、2サイクル式に比べてエンジンの燃焼効率が良いため、燃費が良くなる傾向にあるからです。 長い目で見て4サイクル式と2サイクル式のどちらがお得かというのは、使用する頻度や作業時間によって変わります。 使用頻度が年に数回で、作業時間も短いのであれば、本体価格の安い2サイクル式がお得になる可能性が高いです。 なぜなら、燃費の良さで本体価格の差を取り戻すことが難しいからです。 逆に使用頻度が高く、作業時間も長いのであれば、4サイクル式の燃費の良さが本体価格の差を上回る可能性があります。 作業する頻度や時間を考慮して、商品を選ぶことが大切です。 |
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充電式の草刈機(刈払機)とエンジン式の草刈機(刈払機)、1年使い続けたとしたら一体どちらがお得なのでしょうか。 充電式の草刈機(刈払機)は、バッテリーに蓄えた電力でモーターを駆動します。 それに対しエンジン式の草刈機(刈払機)は、ガソリンや混合燃料を使って駆動します。 2つを比較すると、充電式はランニングコストが安く、エンジン式は本体価格が安いというのが特徴です。 ランニングコストと言う面では、エネルギー効率の良いモーターを動力に使う、充電式の草刈機(刈払機)が有利です。 例えば、日立工機のCG14DSLという機種に搭載されているバッテリーは、蓄電池電圧が14.4V、蓄電容量が3.0Ahです。 このバッテリーを充電する場合、1回あたりの電気代は10円未満です。(電力会社や契約プランによって異なります) この機種が1回の充電で作業できる時間は、約20〜40分です。仮に20分で計算しても、1時間あたりのランニングコストは30円弱になります。 エンジン式の草刈機(刈払機)は、20ccクラスでタンク容量が0.5L程度であれば、燃料を満タンにして1時間ほど作業をすることが出来ます。 燃料の価格は変動がありますが、4Lで1,500円と仮定すると、1回あたり190円弱の燃料代がかかることになります。 以上のことから、充電式とエンジン式の燃料代(電気代)の差額は、1時間あたり160円ほど充電式が安いことが分かります。 1年間で何時間作業するのかを想定し、本体代の差額と合計すれば、1年間使い続けた場合のコストを比較することが出来ます。 |
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草刈機(刈払機)の燃費は、性能による部分だけでなく、使い方によっても変わってきます。 同じ場所の草刈りをするのであれば、使う燃料は少ないに越したことはありません。 では、草刈機(刈払機)をどのように扱えば、低燃費で草を刈ることが出来るのでしょうか。 草刈機(刈払機)は、エンジンを動力にしているという点で、車やバイクと共通しています。(モーターが動力の草刈機もありますが、基本的に考え方は同じです) 車でエコドライブするのと同じように、エンジンを出来るだけ効率の良い状態で使うことで、燃費良く草を刈ることが出来ます。 具体的には、低燃費で使うポイントは2つあります。 1つはあまり回転数を上げ過ぎないことです。 自動車でもアクセルを踏みすぎると燃費が悪くなるように、草刈機(刈払機)もスロットルを開けすぎると燃費によくありません。 回転数が足りないと草を刈ることは出来ませんが、不必要に回転を上げると燃料を無駄に消費してしまいます。 燃費のことを考えると、草を刈る負荷でエンジンの回転が落ちないくらいに調整するのが望ましいです。 また、スロットルを出来るだけ一定に開けるよう心掛けることも、低燃費で使うためのポイントです。 無駄にスロットルの開閉を繰り返すと、余計な燃料を消費してしまいます。 作業中のスロットル調整は、出来るだけ穏やかにするようにしましょう。 |
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