噴霧器・動噴を使用する際には必ずマスクを着用しましょう。 ノズルの先端から吹き出し、散布する対象の農薬物などにだけ付着するように思えますが、機器により噴出された薬剤は、空気中にも飛散します。 細かい霧状になっておりますので目視することは困難ですが、大気中にはその成分が漂っているのです。 風向きによっては、散布した薬剤が、噴霧器を使用している人の方に流れる場合もあります。 また、家庭用の出力の低い噴霧器・動噴の場合は、吹き出す力が強くなく遠くまで届かないこともあるため、散布する対象物に近づかなくてはいけません。 その分、使用者が薬剤に触れたり、空気中に飛散した成分を吸入してしまう確率も高くなります。 安全性の高い薬剤と言っても、雑草や害虫を駆除する以上は、人体にまったく影響はないとは言い切れません。 農薬を吸い込んだことによる中毒事故の事例も多く、技術協会も注意を促しています。 特に、プロ用の薬剤を使用する場合、強力で効果の高い分人体への影響は避けられません。 薬剤の吸入による健康へのリスクを避けるために、噴霧器・動噴を使用する際には、マスク、さらにゴーグルの着用は必須といえるでしょう。 必ずセットで揃えて、使用時には必ず着用するように心がけてください。 |
|
近距離で防除をする際は農薬の吸入にご注意ください!防除マスクはこちら! 露地栽培での近距離散布で不安なのは農薬を体内に吸入する恐れがあることです。 基本的にはどんな防除の際もこの防除マスクを装備し、薬剤の被害から自分の安全をきちんと守りましょう! |
噴霧器や動噴を使用する際には、手袋などの防護具を欠かさずに装着してください。 農薬や除草剤は、害虫や雑草を駆除する以上、人体にまったく影響がないとは断言できません。 薬剤を機器に注入する際や、散布する際、なるべく身体に薬剤が付着しないようにするのがベストです。 薬剤が手に付くと、成分によっては肌荒れや炎症などを引き起こすものもあります。 また、農薬による中毒を起こす場合もありますので、油断は禁物です。 万が一付着してしまった場合には、すぐにきれいな水で洗い流し、症状によっては医師の診断も必要です。 手袋の素材によっては、表面に付着した液体が中に染みこんでくるものもありますので、不浸透性という液体が中に染みない素材を使ったものを選びましょう。 厚手のゴム手袋など、水を弾く性質をもった素材でできていれば安心です。 噴霧器を使用する際は畑や田んぼの中まで入っていくことが多いので、草や葉で手を切ったり、水で手が滑ることも防げます。 なお、手袋をしているとは言っても、噴霧器や動噴で空中に漂った薬剤の成分は、衣類や手袋の隙間から侵入してきます。 使用後は必ず石鹸で手を洗い、また使用した手袋も洗剤などを使って成分が残らないように、きれいに洗浄してください。 |
|
防除の必需品、使い切りタイプがうれしい手袋はこちら! 手袋やグローブといえば刈払機やチェンソーでの防護用が一般的ですが、防除の際も肌への消毒液の付着を防ぐための必需品です! 手の甲が背抜きになっているタイプが人気で、通気性抜群で伸縮性があり指先までフィットするため、細かい作業に最適です。 |
噴霧器・動噴による薬剤の散布時、薬剤の成分と身体の接触をなるべく避けるためには、防除服の着用が有効です。 成分の付着により、肌荒れや皮膚の炎症、中毒症を引き起こす場合もありますので、十分に注意が必要です。 いつも作業着を着用しているという方、それは布製の衣服ではありませんか? 布製の衣類では薬剤や水分が染みこんでしまい、身体まで到達してしまい、意味がありません。 衣類に染みこんでしまうと、より長時間身体に触れることになりますので、さらに危険性が高まります。 レインコートや雨合羽など、水分を通さない防除服を選びましょう。 さらに、アウトドアウェアなら水分が通らない上に、軽くて機能性もあり、衣服内の湿度を調整してくれるものもあります。 屋外の作業には最適な防除服と言えるでしょう。 なお、防除服は使用後、必ず洗濯をして表面に付着した薬剤を落としましょう。 他の衣類に成分が移ってしまうのを防ぐために、面倒ではありますが防除服単体で洗濯をする方が無難です。 次の日も使うからと、洗わないままで着まわしてしまうと、着用する際に薬剤が身体に付着してしまうこともあります。 安全・安心な作業を行うためにも、防除服の着用と洗濯は必ず行いましょう。 |
|
薬剤から身を守る、防除ウェアはこちらから! 風で身体に吹きかかる消毒液などから身を守るために防除ウェア・防除マスクは必須アイテムです! 完全装備なので夏は少し暑くなりますが、高木や果樹などの防除をする際は安全第一!必ず装備しましょう! |