燃料を使用して作動するエンジン式動噴を安全に使用するためには、定期的なオイル交換が必要になります。 エンジン式動噴で一般的に使用されているエンジンは4サイクルエンジンと呼ばれるタイプのエンジンで、吸入・圧縮・燃焼・排気というエンジンで動力を生み出すために必要な4つの工程が1周期として動作しているのですが、正常なサイクルを行うためには専用のエンジンオイルが必要になるため、定期的なエンジンオイルの交換・補充が必要になります。 エンジンオイルを好感しないまま長期間使用したり、必要量に不足したまま使用を続けた場合、エンジンが正常に作動せず十分なパワーが発揮されません。最悪の場合はエンジンが焼き付きを起こして重大な故障を引き起こしてしまいますから、常にエンジンオイルの状態に気を配り早めのメンテナンスを心がけてください。 交換に用いるエンジンオイルに関しては、取扱説明書にメーカー指定のエンジンオイルが記載されています。型番が合えば他メーカーのエンジンオイルでも使用可能ですが、安全に使用するためにも純正の指定品の使用をお勧めします。 またエンジンにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの二種類があり、燃料だけでなく使用できるエンジンオイルも異なります。エンジンオイルを交換する時は、必ずエンジンタイプに合ったものであることを確認してから使用してください。 |
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エンジン式動噴を始動させるために必要な部品が、スパークプラグと呼ばれる点火用の部品です。 エンジンは混合気を爆発させてピストンを動かすことで動力を生み出すのですが、混合器に転嫁するための部品がスパークプラグであり、エンジンには欠かせない部品となっています。 スパークプラグはエンジン部品の中でも劣化や故障しやすい部品ですが、交換を前提に設計されているため素人でも簡単に部品交換が可能です。もしエンジン式動噴の指導がうまくいかないときは、スパークプラグに異常がないかまず確認してみましょう。 スパークプラグで最も多いトラブルは、プラブかぶりと呼ばれる呼称です。エンジン内に送られた混合気の比率が理想的でない場合、不完全燃焼が起こってカーボンのすすが発生してしまいます。カーボンのすすはスパークプラグに付着しやすく、何度も付着が繰り返されて堆積してしまうと着火機能が低下してしまいます。 もしプラグが黒いすすで覆われていた場合、プラグかぶりが発生しています。プラグかぶりはカーボン煤を磨くことでも解消できますが、かぶりが発生してしまったら交換の目安です。安全に使用するためにも速やかに新しいスパークプラグに交換してください。 プラグかぶりが発生しなくても、スパークプラグは消耗品ですから定期的な交換をお勧めします。交換の目安は金属部分の劣化が目安になります。着火部分の部品が新品時に比べて変色したり変形してしまっている場合は、そのまま使用を続けると故障が発生しかねません。速やかに新品に交換してください。 |
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バッテリーで動作するバッテリー動噴は、エンジン式に比べて取り扱いやすい噴霧器です。 エンジン式動噴のように燃料やエンジンオイルの管理は不要ですが、バッテリーの管理には細心の注意が必要です。正しい保管方法で保管しておかないとバッテリーがダメになってしまう可能性がありますから、長く使用するためにも必ず正しい保管方法を守ってください。 バッテリー式動噴は高温にも低温にも弱いので、温度が著しく変化するような場所に保管してはいけません。高温の場所に保管するとバッテリーが液漏れや膨張してしまう可能性がありますし、低温状態だとバッテリー性能が低下してしまいます。 直射日光もバッテリー式動噴の大敵です。直射日光が当たる場所に放置してしまうと、バッテリーが異常をきたして変形してしまう可能性があります。劣化も速まってしまいますから、保管時は絶対に直射日光が当たらない場所に保管してください。 長期間使用せずに放置しておくと、バッテリーが自己放電してしまい性能が大幅に低下して寿命が短くなってしまいます。長期間使用しない場合でも、定期的に作動させておくとバッテリーが長持ちするようになります。 電気で動作するバッテリー動噴は、水分も避けて保管しなくてはいけません。湿度の高い場所に保管しておくと、空気中の水分の影響で金属部分が錆びてしまったり、湿気の影響で漏電してしまう可能性もあります。保管時は湿度の無い場所に保管してください。 |
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強くて長持ち!リチウムバッテリー式の充電式噴霧器、続々発売中! バッテリー型充電式噴霧器で一番不安なのはバッテリーと充電器の劣化ですが、最近はリチウムイオンバッテリーの登場でその不安も少なくなりつつあります。 従来のニッカド式に比べて、使いきらなくても継足し充電が可能だったり、長〜い時間の作業ができるので、近年人気爆発中です! |