防除作業を行う際に動噴などを利用しますが、噴霧器は動力部と放出部(ノズル)とに分かれています。それを接続して初めて噴霧器として利用する事が出来るのですが、適合サイズのネジがありますので気を付けましょう。基本的にセットで購入するので最初は問題なく使用する事が出来ますが、壊れて違うメーカーの部品を購入する際は適合サイズを把握した上で調達する必要があります。 噴霧器に使用されるネジはISOネジとSWネジとに分かれています。近年ではISOネジが主流となりましたが、古いタイプの動噴についてはSWネジを採用していると思いますので、購入する時は注意が必要です。噴霧器に記載された仕様を把握した上でパーツを購入するようにしましょう。 ISOネジとSWネジの見分け方についてですが、ISOネジは締め付け六角部分に切れ込みが入っています。締め付け方向と並行して六角の角部分に傷のように入っていますので確認してみてください。SWネジにはこの切れ込みが入っていないので、接続部を見るだけでどちらかを判別する事が出来るでしょう。ノズルの交換などパーツ購入の際は必ず確認をして防除作業に支障のないように心がけましょう。 |
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動噴の仕様書などを見るとG1/4やG3/8などの表記を見つける事が出来ます。このG1/4やG3/8というのは規格の名称を指しており大きさを示しているのです。動噴に限らず防除作業を行う噴霧器の配管には日本人に親しみのあるミリ表記ではなく、インチによって表記されているので覚えておくと良いでしょう。 Gが頭に付くのは管用平行ネジを示しています。先に書いたように配管にはそれぞれ使い道によって規格の違う物を使用する為に分り易く記号化しているというわけです。噴霧器を使用するのであれば頭にGの付いた物を選ぶようにしましょう。 Gの後に続く1/4や3/8というのは配管の太さを表しています。1/4は8.5mm、3/8は10mmと太さが変わりますので、部品の購入の際は特にこの表記に注意して購入してください。またオス・メスがありますので手に取って確認出来ない通販で購入する場合にはくれぐれも間違えないように注意してください。分からない場合はお店の方に聞くようにするとリスクを回避出来ます。異径ジョイントを使用する事によって違うインチサイズの物を使用する事も可能ですが、接続部が多くなればそれだけ気密に対して弱くなり、防除作業中の水漏れの原因になりやすいのでピッタリのサイズの物を購入するようにしましょう。 |
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標準仕様となっているISOネジと旧規格のSWネジを接続する事は勿論可能です。この場合には異径ジョイントを使う事によって旧ネジから新ネジへと接続口を変更する事が出来ます。購入の際はSWネジのオスサイズと購入するISOネジのメスを合わせる必要があり、ISOネジのオス側についても使いたいパーツのメス側をしっかりと確認しておきましょう。これを間違えてしまうとサイズが合わずに噴霧器を使って防除作業を行う事が出来ません。もし異径ジョイントを使用して接続口を変える場合には漏れを起こさないようにしっかりと締め付けを行いましょう。古いタイプの動噴は旧規格の物である事が多いので長年防除作業を行っている方は確認してみてください。 手動式の物については問題ありませんが、動噴の場合は発電部のメンテナンスと共に接続部は非常に重要な場所となります。防除期間が終わり、暫く噴霧器を使用しない場合には接続部を取り外しメンテナンスをしっかりと行うようにしましょう。もし噴霧器の接続部より水漏れが発生した場合にはシールテープを張るなどして気密を保つようにし、作業に影響を及ぼさないようにしましょう。また真鍮製の物については締め付け過ぎると割れる恐れがありますので注意してください。 |
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