動噴型の噴霧器といえば、現在で言えばプロだけでなく、一般人でもあつかえるようなモデルが増えたために、害虫や病害の対策として防除を考える方なら一度は手に入れたいと考える農具の一つだとおもいます。 しかしもってこれら噴霧器はタンクの形状ひとつとっても大きく分けて3種類ほどありますので、動噴型を初めて購入しようとかんがえているならば、まずはこれらの形状がどういったものであるか把握しておきましょう。 まずひとつめは、動噴に付属の肩掛けタイプや背負タイプ。 これはショルダーバックのように肩に掛けたり背負ったりして使用するタイプで比較的扱いやすく、噴霧器と一体になっているため手軽に扱いやすい形状をしています。背負ったりおろしたりするのが簡単ですね。 ふたつめは据置型のローリータンクやFRPタンクと呼ばれるものです。 エンジンセット動噴などでは一般的にタンクが付属しておりませんので、こういったタンクを別途購入する必要があります。 これらで最も多く影響するのはその防除したい範囲や噴霧量になるので、どれを選んだほうがいいかは熟練度とはあまり関係がありません。 タンクがからになるたびに注ぐのは大変ですからよく考えて選んでいきましょう。 |
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噴霧器のタンクには、その形状以外にも重視すべき点として材質があります。 防除用として動噴型の噴霧器が欲しいと考えた場合であっても、積載量や動力などだけでなく、こちらもしっかり把握しておきましょう。 まずひとつは、ポリプロピレンタイプ。 こちらは、比較的軽量で背負って持ち運ぶタイプにおいては、初心者や女性でも比較的あつかいやすいといえる材質でしょう。 動噴といえば、ほかに動力部やノズルの重量もかかってくるわけですから、とにかく軽いものを選びたいと考えるならば、こちらのほうが楽だとおもいます。 もうひとつが、ステンレスタイプ。 こちらは噴霧器のタンクとしても頑丈で、ちょっとやそっとで穴が開いたりもしませんし、ステンレスですから錆びる事もありません。ようは耐久度が高く、安全にあつかえるわけです。 タンクの中身は、当然防除用の液体が入っているわけですから、人体にも有毒なものがおおいので、こういったものへの安全対策としては適しているでしょう。 ただし、ポリプロピレンタイプとちがって、重量は若干重くなるので、その当たりもきにしておかないといけません。 いずれにしても、材質に関して言えば値段だけでなく、頑丈さをもとめるか軽さを求めるかはしっかりと考えてから購入するべきだと思います。 |
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噴霧器のタンクでいえば、様々な形状、材質のものが存在しており、はじめて動噴の防除器具を購入しようと考えた場合においても、悩むポイントは数多くありますが、廃液をどういった形がでするかも大事な要素の一つです。 その廃液方式においても特におすすめなのが完全廃液型であり、一度完璧に空にできますから、中身の薬液の交換も手軽で行いやすいのが特徴です。 通常であれば廃液はタンクを横にして投入口から薬剤を放出するのが一般的ですが、この方法では洗浄時に洗いきれない部分があったり薬剤が内部に残ってしまったりする場合があります。 そのため、複数の薬剤を使用する場合には、タンク下部にバルブが付属しているタイプの購入をオススメします。 また、完全廃液型と呼ばれる、タンクをバルブ方向に傾けることで内部に傾斜を生み出して簡単に廃液ができるタイプも増えてきています。 これらの商品はバルブを開けた状態でタンクの投入口から洗浄用の水道水をいれることで簡単に清掃が可能で、タンク内部に古い薬剤も残りづらくなります。 少なくとも薬剤の交換を考えているなら、かならず選択肢にはいる形式なので、その意味と都合をしっかり理解したうえで購入するべき種類をえらんでいきましょう。 取り扱い方法は他のローリータンクとあまり違いはありませんので、予算に余裕があれば検討してみてください。 |
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