家庭用で防除に利用する噴霧器や動噴では、タンクに直接薬剤を入れて使用することになります。薬剤の入ったタンクというものは非常にデリケートなものになりますので、防除を行った際は必ずそのつど洗浄するようにしたいところです。水だけを使用するときと同じように扱ってはいけません。 タンクを洗浄せずに動噴や噴霧器を使い続けると、液剤によってはその作用が働いてしまい、タンクの劣化が早まることがあります。またノズルも目詰まりにつながってしまったりして、最悪使用そのものができなくなることもあります。 また液剤には様々に種類があり、混ざると効果が無くなってしまったり毒性が強くなってしまったりする愛称の悪い薬剤、というのも存在します。タンクを洗浄しなければ底に溜まった薬剤が、偶然新しく入れた薬剤を混ざってしまうこともあり、思いもよらないトラブルの原因になってしまったりもします。 防除の要となる薬剤が入ったタンクの手入れを怠れば、それは作業自体の重要な問題へとつながってしまいます。しっかりと薬剤の効果を得、植物を守っていくためにも、タンクはこまめに洗浄をしてその質を保ちましょう。噴霧器や動噴にとって、動力の次に大切なところが薬剤タンクです。 |
|
軽トラックに載せて作業OK!200Lクラスのローリータンクはこちら! 軽トラックに積んだままの作業が可能で、使いやすい人気No1のローリータンクはこちら! オープンタイプのタンクや、置き場に困らない縦型タイプのタンクも人気です♪ |
噴霧器や動噴、防除につける薬剤タンクの洗浄を行うには、まずタンクの中身を使い切ることが先決です。タンクに水を入れて、普段防除を行う時のように噴霧器や動噴を動かしてください。液剤をまき足りなかったなと感じたところに、軽く使用しておくといいでしょう。水で薄めている残り少ない液剤だからといって、適当なところに向けたり直接下水に流したりするのは止めてください。 完全に中身をきれいにしたいのなら、次に本体からタンクを取り外します。説明書に目を通しながら、正しい手順でタンクを外していきましょう。無理やり取ったりすると、タンクが破損したり接合部分が壊れてしまったりして、使えなくなってしまうこともあるのでくれぐれも慎重に行って下さい。 本体からタンクを外したら、よく水洗いをします。まだ中に液剤が残っている可能性も無くは無いので、取り扱いには注意が必要です。よく洗ったら直接日光の当たらない場所において乾かします。 基本は水で洗って、水気が完全に取れたら洗浄は終了になります。中途半端に水分が残っているとタンクに負担がかかりますので、暫く使う予定が無いというときはいつも以上に念入りに水気を取って、タンクの中に何も残っていない状態で保管できるようにしたいですね。 |
|
農機具や家まわりの洗浄にぴったり!タンクも洗える高圧洗浄機はこちら! 貯水タンクや水路、河川・池などの水源が近くにあれば、トラクターや田植機・コンバインなどの農機具から自動車・オートバイ、建設機械まで幅広く利用できます! もちろん防除タンクなども超高圧洗浄できますので、薬剤の残留を最小限に抑えることができます。 |
噴霧器や動噴での防除作業が終わった後でも、タンクの中には農薬が残ることが予想されます。その構造上使い切ったと思っても完全には使い切れていないことがよくあるので、改めて中身が残らないように対処するといいでしょう。中途半端に残った農薬は、タンクの寿命を早めたり次の農薬を入れるときに余計な影響を及ぼしてしまったりして、防除の効果を阻むことがあります。 タンクに農薬を残さないためには、とにかくすすぐことです。水を入れ、しばしその状態で噴霧器や動噴を動かし、僅かに残る農薬を使い切ります。その後さらにタンクを洗うようにすれば、農薬を完全に落としきることが可能です。 液剤や使用方法によっては残りの方が濃度が高くなってしまうことがあるので、使い切る時も農薬をまいていると考えて行動することをおすすめします。普通に水洗いをするように扱うと、農薬の思わぬ毒性に悩まされることになります。くれぐれも直接手で触れて洗うことのないようにしてください。 タンクに農薬を残さないために、そもそもの段階で必要な分の農薬を計算して入れるようにするということも忘れてはいけません。使い切れるだけの量を用意して、作業しきってしまう。日数をまたがずその日使う農薬だけをタンクに補給することが、後の処理を容易なものにしてくれます。 |
|
防除作業の必需品!ローリータンク売り場はこちら! 除草剤や殺菌剤などの農薬を入れるタンクは防除作業の必需品! 防除に最適、やわらかく割れにくい、耐衝撃性・耐久性・耐薬品性に優れたポリエチレン製のローリータンクです。 |