圧倒的パワーのおかげで優れた作業効率が実現するエンジンセット動噴ですが、最大の魅力は何と言っても水量です。一般的な背負式やキャリー式ではポンプの構造や噴霧器のパワーの関係で水量にも限界がありますが、エンジンセット式ならすぐれたパワーのおかげで大容量の水量にも楽々対応可能です。 背負い式の噴霧器はタンクを背負って移動する関係上、容量を増やしすぎると重量が増して作業に支障をきたしてしまいます。そのため水量は10〜30リットルが主流で、広範な面積を作業する時は何度も補充をする必要があります。キャリー式は背負い式よりも大容量の水量に対応したタンクが搭載されていますが、それでも水量は最大で50リットル程度までです。 エンジンセット動噴は、そのパワーを生かして500リットル以上の大容量タンクにも対応可能です。ツインノズルタイプの製品なら一台で二人が作業可能ですから、手間のかかる防除作業もスピーディーに進められます。 大容量の水量にも対応し毎分給水量にも優れたエンジンセット式なら、防除作業の効率化による作業負担軽減が実現します。足場の悪い中で広い面積を作業しなければならない水稲栽培には、水量に優れたエンジンセット式動噴がオススメです。 |
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動噴のスタンダードといえばこの形!エンジンセット動噴はこちら! 動噴を使ってやることといえばやっぱり消毒!農家さんやプロユーザーで一般的なのはこちらのエンジンセット動噴です! 除草や肥料散布、色々なことができるのが防除機械の魅力ですが、動噴のスタンダード、エンジンセット動噴を基準に商品をお選びください! |
エンジンセット動噴の性能の目安として重要なポイントになるのが、圧力です。圧力が低いとタンクからくみ上げた薬剤を十分な力で散布することができず、防除作業を効果的に進めることができません。 エンジンセット式動噴の圧力は、背負い式やキャリー式と比べると高く、防除作業を効果的に進めることができます。エンジンの生み出す豊かなパワーでしっかりと薬剤を噴射しますから、薬剤の散布漏れが起きにくくまんべんなく作業を進めて高い防除効果が期待できます。 噴霧器の圧力は、MPaという単位で示されます。この数値が高いほど圧力が高くなるので噴霧器の噴霧性能が高いということになりますが、圧力が高いということは短時間で多くの薬剤を散布できるということです。圧力の値が高いのにタンク容量が少ない噴霧器の場合、短時間でタンクが空になってしまうということになります。 圧力はノズルである程度調整することが可能ですが、基本性能異常に高い圧力を引き出すことはできません。適性な圧力を保たずに作業をすることは本体にダメージを与えることにつながるので注意が必要です。 パワフルかつ長時間噴霧作業を行いたいときは、パワーと大容量の両方を兼ね備えたエンジンセット式動噴がオススメです。広い範囲に作業を行う時などはいちいちタンクに補充する必要が無く、効率よく作業を行うことが可能です。 |
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エンジンセット動噴といえばやっぱり水田!水田での作業は、防除服が必須です! 水田の散布では大水量を遠距離に散布することになりますので、防除服や防除メガネが必須アイテムです! これらを装備せず目や肌に農薬が付着した場合、炎症を起こしたり場合によっては視力の低下ということも考えられますので、必ず装備してください! |
エンジンセット動噴は、エンジンを含む本体部分とノズル部分の大きく二つに分けられます。ノズルは必要なに応じて交換可能であり、作業内容によって適切なノズルに交換することで防除作業をより効率的に行うことができます。 基本的には高い圧力を生み出せる噴霧器の方が最大噴霧距離も長くなりますが、ノズルの形状が散布面積に重点を置いたタイプの場合は噴霧距離もそれほど伸びません。噴霧距離を伸ばしたいときは最大噴霧距離に重点を置いたタイプのノズルを取り付けてください。 遠距離鉄砲噴口と呼ばれる噴霧距離に重点を置いたノズルをエンジンセット動噴に取り付けた場合、最大で16メートル程度の距離まで噴霧が可能です。ただし噴霧作業は風の影響を大きく受けるため、いつでも同じ距離まで噴霧可能というわけではありません。作業時に風上から風下へ向かって風に乗せるように噴霧を行えば、20メートル以上離れた距離まで薬剤を噴霧することも可能です。 最大噴霧距離が長ければ長いほど噴霧の回数が少なくなるため防除にかかる時間も短くなりますが、作業する場所の形状や気象条件によって作業効率は大きく変わります。パワーのある噴霧器を利用したからといって必ずしも作業効率がアップするわけではないので注意が必要です。 |
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