エンジンセット動噴の性能を最大限に引き出して防除作業を行うためには、ノズル選びが重要なポイントになります。 エンジンセット式に限らず噴霧器全般に言えることですが、どんなに高性能の噴霧器であってもノズル選びに失敗すれば作業を効率的に行うことができなくなってしまいます。噴霧器のパワーや性能、防除対象に合わせて最適のノズルを選択することで作業効率はアップし、短時間で噴霧を完了させることができるでしょう。 短時間で効率よく噴霧を行いたいなら、降格タイプのノズルをセットしましょう。扇形噴霧に対応したノズルなら薬剤を広い面積に散布することができるので、短時間で効率の良い散布作業が実現します。 隣接区画に薬剤を飛ばせない、噴霧した薬剤をできるだけ浴びたくないという場合は、キリナシと呼ばれるタイプのノズルがオススメです。ノズルから散布された薬剤が霧状にならず、風に乗って飛散してしまうのを防げます。 エンジンセット動噴のパワーを生かすなら、パワフル噴口や鉄砲噴口などのハイパワー対応のノズルがオススメです。強力なパワーを生かして遠くまで薬剤を散布することができますから、高い樹木にもしっかりと噴霧作業を行えます。 ノズルを購入する前に性能を詳しくチェックしておきましょう。噴出量が低いとせっかくのエンジンセット動噴のパワーを生かすことができませんし、最大到達距離が短ければ思うような作業ができません。自分の希望を満たす性能を有したノズルを選択してください。 |
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動噴のスタンダードといえばこの形!エンジンセット動噴はこちら! 動噴を使ってやることといえばやっぱり消毒!農家さんやプロユーザーで一般的なのはこちらのエンジンセット動噴です! 除草や肥料散布、色々なことができるのが防除機械の魅力ですが、動噴のスタンダード、エンジンセット動噴を基準に商品をお選びください! |
エンジンセット動噴を使用するためには、本体とノズルをつなぐホースが必要です。ホースなんてどれでも同じだろうと考える方が少なくないのですが、ホース選びひとつで防除作業の効率は大きく変わってしまいます。 ホース選びで最も重要なポイントになるのが、ホースの長さです。本体を背負って移動できる背負い式噴霧器やタイヤで転がして運べるキャリー式噴霧器とは違い、エンジンセット式動噴は基本的に本体を据え置いて作業を行うことになります。 必然的に作業可能な範囲は本体とノズルを結ぶホースの長さの範囲だけになりますから、作業面積に対して短いホースを使用してしまうと防除作業中に何度も本体を移動させる必要が出てしまいます。薬剤が届かなくなるたびに本体を移動させていては防除作業の効率が悪化してしまいますし、熱を持ったエンジンで移動中にけがをしてしまう恐れもあります。 エンジンセット式動噴に使用するホース選びは、作業面積に応じた長さを持っているかどうかを第一に選択しましょう。十分な長さを持ったホースを取り付ければ、噴霧器本体を移動させることなく作業を完了させることができます。 長いホースを伸ばして作業を行うと、地面との擦れや枝や医師などの障害物によってホースを傷つけてしまう可能性が高まります。十分な耐久性を持ったホースでないと、ホースが傷ついて薬剤が漏れてしまう可能性があるので注意してください。 |
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エンジンセット動噴といえばやっぱり水田!水田での作業は、防除服が必須です! 水田の散布では大水量を遠距離に散布することになりますので、防除服や防除メガネが必須アイテムです! これらを装備せず目や肌に農薬が付着した場合、炎症を起こしたり場合によっては視力の低下ということも考えられますので、必ず装備してください! |
エンジンセット動噴を使用するためには、薬剤を入れておくための薬剤タンクが必要です。背負い式噴霧器の場合はタンクに詰めた薬剤の重さがそのまま重量として作業者の負担になるため、あまり大容量のタンクを使用して防除作業を行うことはできませんが、地面に据え置いて使用するエンジンセット動噴では薬剤タンクの重さを気にする必要はありませんから、大容量のタンクを使用できるのが大きなメリットとなっています。 大容量のタンクを使用すれば防除作業を行うのに十分な薬剤をセットできますから、補充する手間がいらず作業を効率よく短時間で終了させることが可能です。 薬剤タンクと噴霧器本体が一体となっている背負い式やキャリー式と異なり、エンジンセット動噴は本体とは別に薬剤タンクを用意しなくてはいけません。最近は薬剤タンクが一体化したタイプも販売されていますが、一体型の場合はタンク容量が限られてしまいますからより大容量の薬剤をセットしたいなら本体とタンクが別々の従来型のタイプがオススメです。 使用するタンクは薬剤専用のタンクを用意してください。農業用薬剤用以外の容器を使用してしまうと薬剤の影響で異常が発生する危険性がありますから、必ず専用のタンクを使用してください。ほとんどの薬剤は水で適性な濃度まで希釈して使用する必要がありますから、薬剤タンクで適切な濃度に調整しなくてはいけません。噴霧器用薬剤タンクは農業資材店などで販売されていますから、必要に応じたサイズを選んで用意してください。 薬剤を使用する時は、必ず容器に記載された使用方法を守ってください。安全性が確認されているものでも使用方法を誤れば健康を損なう恐れがあります。特にタンクに薬剤を移すときにうっかりこぼしてしまうことが多いので、タンク作業をするときは手袋などの防具を装着してください。 |
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薬剤散布に使うならこれ!動噴用スプレーホースはこちら! 高い圧力や薬剤の散布にも耐えられる丈夫なスプレーホース! 上にもある通り、水道用の散水ホースだと圧力や薬剤に負けてしまう恐れがありますので、ぜひこちらをご活用ください! |