露地栽培といっても、作物を育てている畑の面積は農家さんによっても様々です。家庭菜園をちょっと大きくした程度、住宅地の一角に設ける畑くらいなら、防除を行うにも噴霧器の水量はそれほど必要とはしません。タンク容量20リットルというような、背負い式の噴霧器でも快適に作業することができるでしょう。 周囲に家や建物のない、広い面積で農園として露地栽培を行っているという場合は、一気に必要な水量は上がってきます。最低でも背負い式のタイプの2倍、50リットルほどの容量のある動噴が求められるようになります。 エンジン式の動噴などだと、さらに単位があがって200リットルの容量をもつものも出てきます。広く防除作業を行いたいというのなら、そのくらいの大容量タンクも候補に入れるべきかもしれません。 露地栽培は一般的には、広大な面積で行うものと考えられます。購入の際農機具店でおすすめとしてあげられる時にも、広く散布したいという目的だと考えて提案されているので、それを念頭に入れたうえで情報を集めることをお勧めします。 畑の面積は農家それぞれで違うもの。本当に自分の畑にあった水量の機具をと求めるのなら、栽培を行っている畑の広さをあらかじめ提示したうえで、お店のお勧めを聞いてみると安心です。 |
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動噴のスタンダードといえばこの形!エンジンセット動噴はこちら! 動噴を使ってやることといえばやっぱり消毒!農家さんやプロユーザーで一般的なのはこちらのエンジンセット動噴です! 除草や肥料散布、色々なことができるのが防除機械の魅力ですが、動噴のスタンダード、エンジンセット動噴を基準に商品をお選びください! |
露地栽培はハウスとは違い、外で広く防除を行うことが考えられます。そのため噴霧器の圧力も、それ相応の値が求められるようになるでしょう。 動力噴霧器のなかで大型となるエンジン式のものでは、大体4Mpaくらいの圧力を持つものが、高圧タイプだといわれます。その機械から散布されるすべてのものにその圧力がかかるわけではなく、何段階と切り替えの機能がついている最大値が4Mpaとなるわけです。ですのである程度の範囲なら、必要な分の圧力をその動噴一つでまかなうことができるでしょう。 畑の面積、地形によっても防除に求められる勢いは変わりますので、動噴の圧力は様子を見ながら調整してみることになります。あまり大きく力を使いすぎると防除以前に作物が傷んでしまいますが、少ないと隅々まで散布することがかないません。圧力計で数値を確認しながら、作業していくと正確な必要圧力が知れます。 ただし露地栽培といっても、狭い範囲で作物を育てる場合、この時にはそれほどの高圧は必要ありません。周囲の人やものにも迷惑になりますので、大きな圧力を求めるのはやめて、背負い式でカバーできる範囲で数度に分けてでも、繊細な作業を行うようにしてください。環境に配慮した作業をお願いします。 |
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エンジンセット動噴といえばやっぱり水田!水田での作業は、防除服が必須です! 水田の散布では大水量を遠距離に散布することになりますので、防除服や防除メガネが必須アイテムです! これらを装備せず目や肌に農薬が付着した場合、炎症を起こしたり場合によっては視力の低下ということも考えられますので、必ず装備してください! |
防除作業を行う畑の広さによって、必要な動力の大きさも変わってきます。家の庭くらいの広さなら電動式や充電式の噴霧器でも十分ですが、農園という形になるとガソリンで動くエンジン式の大型の機械が求められます。 露地栽培での防除では、主にエンジン式の噴霧器が適しているといわれます。野外では電気の供給が容易に行いづらい状況にありますし、電動式では動力の大きさに不足を感じる可能性が高いからです。 電動式の利点である音が小さい、排気ガスがでないなどの点も、野外では大きなメリットにはなりません。音がしても振動が大きくても、とにかく動力が大きく遠くまで水や薬剤をまくことが重要となりますので、必然的にエンジン式のものをと考えられます。 エンジン式といっても候補はいくつもあります。持ち運びができる割に大きな動力を誇る、排気量20t位からの背負い式動噴から、セット式やキャリー式などの場所を固定して動かすものまで、作業する環境によって選択していきます。 ホースの長さやノズルのタイプ、タンクの大きさなどでも使い勝手は変わってきますが、動力の大きさはそれにも増して重大な要素です。広い土地であちらこちらと走り回ることなく、まとめて作業ができるように、十分な出力を持つ動噴を選んでみてください。 |
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