噴霧器や動噴を防除目的で使用するためには、その環境に合わせた形で使用する必要があります。 特に、造園現場のような環境で防除作業を行う際にも、動噴など噴霧器を活用する方法は、作業の効率化を図るという意味においても大変有効です。 ただし、造園現場でこれらの機器を使う場合には、使用するノズルにも注意が必要です。 例えば、いわゆる鉄砲ノズルと呼ばれるノズルを動噴などに装着して使用する方が大変多くいらっしゃいますが、鉄砲ノズルを造園現場で使用する際には、作業を行う現場の面積などに応じて使い方の面で工夫が必要です。 というのは、鉄砲ノズルのような特殊ノズルは、主に中距離から遠距離、或いは高所に対して効果的な作業を行う目的で使用するためパーツである為、造園現場のように、どうしても近距離や背の低い部分に対して防除作業等を行う上では、取り回しの面でデメリットがあります。 高枝を持つ背の高い木に対して作業などを行う際には大変有効なパーツですが、低床の植物が多い造園現場で使用する際には、距離を取った上で作業を行うようにしたり等工夫するようにしましょう。 間違った使い方をすると、薬剤が思わぬ方向に飛散してしまう危険性もあるので、細心の注意を払うようにします。 |
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動噴など噴霧器を防除目的で使用する場面が大変多いのですが、その時に活躍するのが除草専用のノズルです。 通常のノズルや遠距離に対して作業を行う目的で使用するノズルと比べ、除草など防除目的で作業を行う上で最も力を発揮するパーツということもあり、動噴や噴霧器と併せて購入されている方も大変多いパーツです。 除草ノズルが持つ最大の特徴が、一度に噴霧することができる薬剤の効果範囲がとても広いという点です。 ただし、造園現場のような環境で除草ノズルを使用する際には、幾つか注意しておきたい点があります。 例えば、除草ノズルは一度の作業で広範囲に対して散布することができる為、造園現場のような特定の範囲の現場で使用する際には、必要以上に薬剤を広範囲にわたって散布してしまう危険性があります。 また、農園のように植物が一定の高さに限られている環境とは違い、造園現場の場合、背の高い植物や低い植物が混在している環境となっているため、除草ノズルではまんべんなく薬剤を散布することができず、作業時間の割に満足な防除効果を発揮する事ができない場合が有るようです。 このため、動噴など噴霧器をこまめに移動させながら全ての部分に薬剤を噴霧する必要があるので、除草ノズルを使用することで逆に作業時間が延びてしまう可能性があります。 |
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動噴や噴霧器の先端部分に装着するノズルのうち、取り扱いの面で特に注意が必要となるのが、洗浄ノズルです。 洗浄ノズルは、一般的には壁や特定の堅い物体の表面にこびりついた汚れを落とす目的で使用する特殊ノズルの一種であるため、防除作業には適していません。 特に、広範囲にわたって薬剤の散布が必要となるような防除を行う際に、一定方向に対して大量に薬剤を噴射する洗浄ノズルを使用してしまうと、広範囲にわたって防除作業を行うことが非常に困難となってしまいます。 また、洗浄ノズルを使用する上で注意しておきたいのが、使用する環境の問題です。 例えば、造園現場のような作業場で動噴など噴霧器を使って薬剤の散布や散水作業を行う場合に洗浄ノズルを使わざるを得ない場合には、注意点が幾つかあります。 例えば、洗浄ノズルは非常に強い水流で薬剤を噴射することができる為、壁のような堅い素材に対しては大変効果的ですが、造園現場に植えられている植物に直接噴射してしまうと、枝を折ってしまったり葉を落としてしまう危険性があります。このため、造園現場で洗浄ノズルしか使用できない場合には、噴射する水流を極限まで減らした上で使用するか、動力自体の発生を抑制しつつ作業を行うようにします。 更に、洗浄ノズルを使用すると噴射する距離が遠距離となってしまうので、作業を行う立ち位置を調整するなどして作業を行うよう注意します。 |
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