農POは農業資材店他、ホームセンターでも購入することができます。二つを比べると、ホームセンターの品ぞろえもよくなってきてはいますがどちらかというと手軽さの方に魅力があり、より専門的な買い物をするには農業資材店が適しているといわれています。 そういった店頭での買い物は、実際にフィルムを目で見て確認できることとともに、時に店員さんのアドバイスも聞けるので、確実にいいものを購入したいという場合に便利です。しかし購入後の持ち運びに不便が生じることもあるため、家まで直接配送してもらうことが可能な、インターネット通販を利用する人も増えてきました。 インターネット通販では、店頭で見るよりも多くの商品の中から自分の希望に合ったものを選択することができます。価格の比較も容易なので、できるだけお得に買いたいというのなら検討してみる余地はあります。 お得さで言えばネットオークションでの中古の販売が、もっと手軽といっていいレベルかもしれません。ただ欲しい農POフィルムが欲しいときに売られるかどうかはわかりませんし、一度使用してあるものなので使用感もあります。強度の面でも不安が残りますし、利用の際はあらゆるトラブルに関する覚悟を決めた上で行動する必要があります。 |
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農POおよび農POフィルムは、商標登録のされている農業資材です。昭和パックス株式会社他5社が登録商標をもっています。 このフィルムはいくつかのフィルムを構成する要素が混合され作られるもので、そのため一つの製品としてこれといったものが確立されているわけではありません。成分の配合を変え、耐久性に富んだもの保温性に優れたものと様々な方向に、より快適に使える製品として開発されています。 ですので農POという登録商標が正式に使用されている商品には、わかりやすく保温性の目安がランク付けされ示されています。EE・E・M・Dという4つの英語がそのランクを表し、EEが最高値Dが最低値となっています。 ランクは赤外線吸収能を基準に定められたもので、吸収能力が高いほど保温性が大きいとされています。それぞれ商標登録のマークとともに表記されているので、マークを見て保温性がどの程度あるかを確認してみるといいでしょう。 ちなみに他の農ビや農サクビ、農ポリといった農業資材の保温性をこのランクを基準に示すと、EEとEが農ビより上、Mが農サクビより上、Dが農ポリより上という値になります。厚みを増せばそれだけ保温性も上がるので、あくまで大体の値でしかありませんが、参考程度にはできます。 |
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農ビを廃棄することで発生されるダイオキシンが問題となり、環境に配慮するために新しく使用が推進され始めたのが農業資材の農POです。しかし現在は野焼きなども含め、焼却自体を行うことが禁じられており、ダイオキシンが発生しようとしまいと自宅で燃やして廃棄するということはできません。 破れたり汚れたり、農業資材として使えなくなってしまった農POフィルムは、自治体の指示に従って処分しましょう。大きなものになるので、適当に処理することはせず、必ずルールを守って行動してください。 また農POはリサイクルしやすい、材質として再利用できる率が高いものとして知られています。そのためただ処分するのではなく、可能な限りリサイクルに出すことが推奨されています。 リサイクルに出すにも決まりがあり、他のフィルムと混ぜてはいけない、金具やテープは外しておかなければならないという守るべき行程があります。捨てる時にさらに手をかけるのは面倒かもしれませんが、正しく処理を行ったフィルムは歩道の表面材やレンガ、床材やサンダルといった製品として生まれ変わることが可能になります。 地球環境を守るために、限られた資源を有効に使うために、一人一人の力が今、求められているのです。 |
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