農業資材の中でも作物の成長を促進させたり、温度や湿度などから守るのに重要なのが被覆資材。その値段については、どのような種類のものをどれくらいの広さで買うかによりますが、保温フィルムのようなものであれば、薄いものなら10メートル(幅1メートル程度)でも1000円以下で買えますし、すこし厚手のものならその倍くらいの値段はするというのが大体でしょう。 べたがけシート(不織布)の場合は、10メートルで2000円〜3000円くらいのものが多く、保温フィルムの厚手のものと似たような価格帯。基本的に、家庭菜園で利用するような具合でしたら、被覆資材はそこまで高いものでもないと思います。 (もちろん家庭菜園用の短いタイプも存在します)ただし、非常に広大な範囲で使用する場合は、当然倍々にかかる費用が増幅するので、なるべく適切な価格帯を選ばざるを得ないと思います。 トンネル状の寒冷紗も被覆資材の一種ですがこちらの場合は、布に加えて支柱も購入しなくてはいけませんし、半永久的に使えるわけでもありませんから、予算にかんしては良く考えた方が良いでしょう。ちなみに、不慮の事故やトラブルにより、破けてしまったりする可能性もあるので、購入する時はすこし余裕を持って手に入れることをおすすめします。 |
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被覆資材の効果は、そのものの用途によって大きく違います。農業資材のなかでも特に種類の多いものなので、始めて利用される方は目的を考えて洗濯には注意しましょう。 マルチと呼ばれる被覆資材は、土壌の乾燥を防いだり、保温効果を求めたりするのに便利。また雨などにより泥まみれになる事も防いでくれる便利なアイテムです。このマルチだけでも真っ黒なもの、真っ白なもの、穴が開いているものなど様々な種類があり、効果もちがいますが、通年使用できるのは黒いものが一般的で、雑草予防の効果も高いとされています。 べたかけシートとよばれる農業資材は不織布のものなのが殆どですが、これも温度湿度を保つのに最適。マルチとの違いは透水性が高いので、シートの上から水を与える事も出来るのが特徴。非常に便利で扱いも簡単ですが、逆に透水性があると困るというならマルチの方をつかうと良いでしょう。 ほかにも寒冷紗とよばれるものも被覆資材の一種で、こちらは名前どおり寒さから守るほか、強風や外注、雨などからまもってくれるものです。アーチを利用することで、立体的にすることが出来るので、こうなるとある程度育った作物にも使えるので非常に便利で効果的。いずれも一長一短があり、これさえあれば大丈夫というものはありませんので、用途にあわせて利用しましょう。 |
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被覆資材の耐久年数は、当然ながら材質により大きく変動します。農業資材は敷地によっては、買い替えだけで多額が必要になる場合もあるので、充分に注意していきましょう。例えば、フィルム系でいっても、塩ビフィルムなら1年〜3年程度が限界ですがPOフィルムなら2年以上もちますし、フッ素フィルムや硬質フィルムなら10年以上持ちます。 当然値段も大きく違うのでなるべく硬質フィルムを買ったほうが良いというわけではありませんが、購入する際はこの耐久度もよくかんがえていきましょう。べたがけシートの場合もその材質によりますが、一般的なものは大体5年くらいと考えれば良いでしょう。 いずれにしても被覆資材は、シーズン中にダメになるというような設計はされていないので、使い始めたシーズンの途中に取り替えなくてはいけないということにはなりませんが、2年、3年と使い、5年目くらいになると丈夫さを謳ってない限り、劣化してしまっている可能性がたかいものが殆ど。 農業資材のなかでも、割と消耗度が高いアイテムなので、1度購入すれば暫く大丈夫とは考えず、数年たったら、予備のものを購入しておくというのも手かもしれません。(すくなくとも適度に品質のチェックをして、劣化具合は確認しておくといいでしょう) |
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