使用していると避ける事が出来ない消耗部品の磨耗。草刈機(刈払機)においても同様で、色々な消耗部品が使われているため同様に磨耗が起こります。刃などは、どうしても使用し続けていく事で欠けたり、切れ味が悪くなり交換が必要になってくる部品です。 その他、フィルター類やエレメント類もそうですね。例えば、草刈機(刈払機)のクリーナーエレメント、草刈機(刈払機)のエンジン部分に不純物が混入する事を防ぐ役目をしている部品も劣化すると交換が必要になります。 同じように燃料フィルターも定期的な清掃または交換が必要な消耗品になってきます。 あとは点火プラグですね。長期間の使用により電極が磨耗したり、カーボン等の蓄積により正常な火花が飛ばなくなったりします。 意外と知られていないのが遠心クラッチのクラッチシューとクラッチドラムです。クラッチシューはエンジンの動力をクラッチドラムを通してドライブシャフトに伝える働きをしています。 エンジンが回転を始めるとクラッチシューが遠心力で広がりドラムの内側を押さえることで動力を伝えているのですが、動力を伝えている間は常に摩擦がかかり続けるのでシューが磨り減ったりスプリングが伸びたりしてだんだん痛んできます。 普段、草刈機(刈払機)をあまり使わない人には影響が少ない部品ではありますが、使用時間の長い方やナイロンカッターをよく使う人は交換が必要になるケースもあります。 |
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草刈機やチェンソーを最適な状態に保つには新鮮な燃料と健康な火花。弱ってきたら交換しましょう。 |
比較的、構造が簡単にできている草刈機の場合、長年愛用しているものでも修理や部品交換を行う事で、使い続ける事ができる機械になっています。 特に消耗品でもあるフィルター類に関しては古い草刈機の部品であっても、あまり大きく型が変わらない為や汎用品もたくさん出ているという理由もあり、比較的入手しやすくなっています。 消耗部品によってはメーカー共通のものもあり、純正品でなくても対応する事が可能になっています。その他の、刈刃固定用左ねじや、左ナット、安定版などの部品は、ホームセンターなどでも手に入れる事ができるサイズのものもある為、それほど部品を探す事に苦労する事は無いでしょう。その草刈機メーカーを取り扱っている専門店ならほぼ手に入ります。 また、最近ではインターネットなどでも、使用している草刈機のメーカーなどを打ち込むだけで、消耗品などの交換部品を検索し購入する事も可能になりました。 しかしながら、草刈機を構成している主要部品については古くなればなるほど入手しづらくなっています。 一般的に、部品の製造供給は本体製造打ち切りから10年程度で終わり、後はメーカー在庫で対応するようになる場合が殆どのようです。 部品が供給できなくなると、専門業者に持ち込んでも修理は難しくなるでしょう。 |
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草刈機の汎用安定板をお探しの方はこちら
草刈機の汎用安定板いろいろあります。高耐久なものやナイロンカッターと一体となっているものなどもありますよ。 |
草刈機(刈払機)の調子が悪くなった場合、エアクリーナーや燃料フィルター、点火プラグなどの消耗品が原因の場合もあります。これら消耗部品の交換については、ほとんどが自分で行う事ができ、交換部品においても比較的低価格で購入する事ができるものが多くなっています。 例えば、フィルター類の交換やプラグの交換については、特に難しい作業が必要ではないのでメンテナンスの延長で行える作業になってきますし、草刈機(刈払機)の種類によっては交換用の工具類が購入した時すでに付属品として着いている場合もあります。 草刈機(刈払機)のエンジン特に2サイクルエンジンは比較的シンプルにできているので知識がある方であれば部品の交換はできると思います。 キャブレターの構成部品であるプライマリポンプの交換なども手順を追って行えば、自分でも取り換え作業を行う事はできます。 また、キャブレター内部部品のダイアフラムポンプなども交換が必要になってくる事がよくありますが、これらにおいても手順を間違えず説明通り行えば、自分でも十分に取り換えが可能な作業になっています。 比較的、構造が簡単になっている草刈機(刈払機)ですが、不調の原因を特定するのは意外と難しかったりします。 こうした修理に自信のない方はやはり専門家に相談して修理を依頼しましょう。 |