電気柵って何？

大抵の場合、アース棒、危険表示板は本体に付属されておりますが、メーカーや機種によっては付属していない商品もございますのでご購入前にご確認くださいませ。

草が柵線に触れてしまうと漏電の原因になります。更に草によって藪ができてしまうと、動物が隠れられる場所を作ってしまいます。そうなると動物に警戒するタイミングを与えてしまうので、草はきちっと刈っておいてください。

地面に埋める30cmの位置と、ガイシを取り付ける位置にわかりやすく印を付けます。 小動物やサルはネットを設置する方法も有ります。ネットはこちら参照。

支柱を3〜5mの間隔で農作物を囲うように立てていきます。
メジャーを下に引いて地形に合わせて設置してください。
30cm埋まるようにハンマーで叩いたりしながらしっかりと立ててください。

コンクリート舗装やアスファルト、石垣などが近いとアースが取りにくいのでなるべく離して設置してください。

支柱を立て終えたら最初に印をつけた部分にガイシを外側に向けて取り付けて行きます。 どのガイシを使うかで取付方法は異なります。

ガイシの場合はフック部分を支柱に引っ掛けて前のネジを回してしっかり締めてください。
FRP支柱専用ガイシ（ばねガイシ）は洗濯バサミで挟むように両側の羽をぎゅっと押さえると輪の部分が広がるのでそれを支柱のてっぺんから穴を通して設置したい位置で手を離してください。

角になる支柱にのみ内側向けて２つガイシを付けてください（支柱に柵線が近づき過ぎないため）

ガイシに柵線を張り巡らせてください。途中でたるんだりしないように、まっすぐピンと張った状態で取り付けてください。柵線の取り付け方法はガイシによって違います。メーカーの取り付け方法を確認してください。

出入口になる部分にはゲートグリップを取り付けてください。
柵線をグリップにつなぎ、グリップについているフックをガイシに引っ掛ければOKです。

各段の柵線を連結するために、柵線やアルミ線など通電性の良い物を上下で結んでください。
広さにもよりますが、大体3箇所くらい連結線があることが理想です。

あまった部分もしっかり本線に巻きつけてください。
きちんと結べていないとスパークや漏電の原因になってしまいます。

囲った電気柵の内側に本体を設置します。本体は地面につかないように設置してください。
本体には必ず本体取付金具がついておりますので、ホームセンターなどで売っている木柱のようなものを用意してください。それに電柵本体に付属している金具を取り付けます。※メーカーによっては金具が付いていない場合もございますのでご注意ください。

�@出力高圧線で本体のプラスと柵線をツナギます。

�Aアース棒の付いたコードをマイナスにつけてください。
アース棒はできるだけ湿り気のある場所に地面にしっかり垂直に挿して土に完全に埋めてください。
なるべく柵線の近くに挿してください。

危険表示板は100mに1箇所以上を目安で設置してください。危険表示板の設置は電気柵を使用するに当たって義務ですので必ず設置してください。
危険表示板を設置できましたら、電気柵本体の電源を入れてください。電源をONにすれば電流が流れ始めます。連続・昼夜等の切り替えスイッチがあるものもありますので、お好みで切り替えをしてください。
出力ランプが点灯しているのを確認したら電気柵の設置は完了です。

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