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選べる粉砕方法は2種類

共立の粉砕機はウッドチッパーシリーズとマルチチッパーシリーズに分かれます。

ウッドチッパーKCMシリーズ

採用する粉砕方式はチッパー&シュレッダー方式
チッパーシュレッダー方式とは、チッパーナイフで切断(一次破砕)した後シュレッダーナイフで粉砕(二次破砕)する方式です。
共立粉砕機KCMシリーズのほとんどがこちらの方式を採用しています。
KCM115BLBのみチッパーナイフ方式を採用していますが、オプションのシュレッダーナイフセットを装備することで、チッパー&シュレッダー方式に変更することが出来ます。

ラインナップのすべてがクローラー式の自走式。能力に合わせた細かなラインナップとマイコン制御による負荷配分によりスムーズで安定した作業を実現しています。
メンテナンス性を考慮したフルオープン式ローターカバーを全機種に採用するなどメンテナンス性も上々です。コンパクトながら本格的な能力を備えたモデルが多いのも特徴です。


チッパーナイフ式に比べ、刃物のメンテナンスサイクルが長く、ハンマー式に比べチップにばらつきが出にくい粉砕方式です。ナイフ式・ハンマー式の両方の特製を持つため、良い点も悪い点も同時に引き継ぎますので、平均的な能力になりやすいですが、バランスの取れた粉砕方式とも言えます。
ハンマーナイフとの併用とは言えチッパーナイフは、刃物ですので異物に強くはありません。
今回ご紹介するのはコンパクトモデルのみで、竹の粉状粉砕紛仕様も合わせれば9種類になります。
スクリーンの効果もあり、生成されるチップは細かく均一です。
KCMシリーズはスクリーン類のオプションも多く設定されているので、チップの二次利用をお考えのお客様にはお勧めのチッパーシリーズですね。

KCMシリーズのお勧めモデル

KCMシリーズでも特におすすめの機種をピックアップしてご紹介します。

KCM72B

剪定枝の粉砕にお勧め!

コンパクトな設計ながら不整地でも安定した走行が可能なクローラー式粉砕機KC72B。7馬力で軟材であれば直径70mmの剪定枝まで粉砕可能です。コンパクトで小回りが利きますので移動しながらの粉砕作業に最適です。

KCM122S

高いコストパフォーマンスの本格仕様

本格仕様で高性能なオールラウンドタイプ。10馬力で軟材であれば120mmまでの樹木を粉砕できます。上位モデルと比較しても大きく性能は変わらないのに価格は抑えめ。KCMシリーズの中では高い人気を誇っています。

KCM150BL

23馬力共立コンパクトタイプ最強粉砕機!

耐久性に定評のあるブリッグス&ストラットン製23馬力エンジンを搭載したコンパクトなパワフルモデル。軟材であれば直径150mmまで粉砕可能な本格ウッドチッパーです。
ブロワ付きで軽トラックの荷台やフレコンバックへの排出が可能です

その他ラインナップはこちら

幅広いラインナップで用途に合わせてお選びいただけます。

KCM93A

コンパクトでも十分な破砕力

8.6馬力のホンダエンジン搭載。軟材であればあ90mmまで粉砕可能。コンパクトなモデルでかつ処理速度の早いモデルをお求めの方におすすめ。

KCM115BLB

油圧モーター採用の本格派

こちらはチッパーナイフ仕様のコンパクトモデル。8.6馬力仕様で軟材であれば115mmまで粉砕可能。軽トラックの荷台やフレコンバックへの排出が可能です

KCM122SBP

竹の粉状粉砕が可能

KCM122Sに5mmスクリーンと送り速度調整セットを付けた「竹紛」仕様です。標準スクリーンも付属しているので取り替えて通常の粉砕機としてもご使用できます。

KCM130DX

確実な作業を実現

13馬力のハイパワーエンジン搭載でワンランク上の作業性を実現。効率良く作業が進みます。軟材であれば130mmまで粉砕可能。KC122Sより処理能力を重視する方にはこちらがお勧め。

KCM130DX/BP5

竹の粉状粉砕が可能

KCM130DXに5mmスクリーンと送り速度調整セットを付けた「竹紛」仕様です。標準スクリーンも付属しているので取り替えて通常の粉砕機としてもご使用できます。

KCM131BLA

ブロワ排出と下部排出の切替できる!

ブロワによる上部排出機構で、そのまま軽トラックの荷台やフレコンバックへの排出が可能です。13馬力仕様で軟材であれば130mmまで粉砕可能。

マルチチッパーKCシリーズ

採用する粉砕方式はシリッダーカッター方式

チッパーナイフ式と同じように、本体側に受刃、ローター側に2枚のスパイラル回転刃を配置し、回転刃と受け刃で粉砕物を挟み込みながら削り取るように粉砕していきます。樹木や竹の破砕のほか、刈草、ワラ等やわらかい材質の物を細かく切断することが可能な粉砕方式です。
こちらは純粋に刃物ですので異物には強くありません。
搭載型から手押し式、クローラタイプの自走式まで幅広くラインナップされています。
シンプルな構造で、送りローラーとスパイラル回転刃のギヤ比を変えることでチップの大きさを変更できます。

チッパーナイフ式と異なるのは回転刃が斜めに配置されているという点です。 
受け刃に対し、回転刃が斜めに当たることで、「ハサミ」に近い動きになります。それと同じ原理を応用した粉砕方式です。
それにより、剪定枝や竹・笹以外に刈り草や藁などのやわらかく繊維質な物でも細かく切断可能です。
切断効率が良い上、刃が痛みにくく長持ちするのも大きな特徴です。粉砕時に発生する音も比較的静かです。
KCシリーズの魅力はなんといっても対応力の高さ。コストパフォーマンスの高い機械が多いのも特徴ですね。
能力や様々な形状、種類に応じてお選びいただける種類は6種類。
ただ、スクリーンが無いためチップの大きさにバラつきが出やすく、チップの2次利用に際し均等なチップを生成したい場合には不向きになります。

KCシリーズのおすすめモデル

KCシリーズでも特におすすめの機種をピックアップしてご紹介します。

KC40A

高コストパフォーマンスな1台

コンパクトながら、本格的なマルチチッパー。4.9馬力で、軟材であれば直径40mmまで粉砕が可能です。 とにかく、剪定枝や幹のしっかりした嵩張る刈り草等をコンパクトに処理したい方にお勧め。
移動方法はシンプルな手押し式。機械重量は88kgとそこまで重くはありませんので、平地での移動は問題ありませんが、ブレーキが付いていないので坂道の移動やトラックへの積み下ろしを頻繁に行う方には自走式をお勧めします。

KC70/4

移動しながらの剪定枝等の粉砕に最適

自走式で移動が便利、5.6馬力で軟材であれば直径45mmまで粉砕可能です。能力的にはKC40とあまり差はありませんが、こちらは自走式なのでトラック等への積み下ろしや作業場所への移動が楽に行えます。
移動しながらの剪定枝の粉砕やトラック等に積んで移動をされる方におすすめ。
ハイシューター仕様で、チップを山状に積み上げられる点も魅力的ですね。
 

その他ラインナップはこちら

様々な形状で用途に合わせてお選びいただけます。

KC70S

ハイシューター仕様の手押し式

シンプルな手押し式のマルチチッパー。5.6馬力で、軟材であれば直径45mmまで粉砕が可能です。 とにかく、剪定枝や幹のしっかりした嵩張る刈り草等をコンパクトに処理したい方にお勧め。ハイシューター仕様で、チップを山状に積み上げられる点も魅力的。

KC70T

モノラックや運搬車に搭載可能

こちらは搭載式タイプ。5.6馬力で軟材であれば直径45mmまで粉砕可能です。少し製品サイズが大きいですが、運搬車やモノラックなどに搭載して移動が可能です。移動用の車輪も付いていますが重量がありますので、こちらはあくまで簡易の移動用とお考えいただくほうが良いですね。

KC110W

処理能力の高いホイール車輪仕様

もう少し太い枝を処理したい方にお勧め。11馬力仕様で軟材であれば直径75mmまで粉砕可能です。自走式なのでトラック等への積み下ろしや作業場所への移動も楽に行えます。ハイシューター仕様で、チップを山状に積み上げられる点も魅力的。

KC80C

樹木粉砕用に特化した仕様です。

不整地に強いクローラー式。独自設計の遠心クラッチの採用で常に最適なエンジン回転で安定した作業が行えます。8馬力仕様で軟材であれば80mmまで粉砕可能です。送りローラをオプションローラに付け替えると刈草やワラ等の切断作業も行えます。