噴霧器・動噴には様々な種類があります。電動で散布するものやエンジンがついていて背中に背負って農薬や肥料を水田に散布するタイプが一般的です。電動タイプだと2万円くらいで購入できますが、エンジンタイプだと値段は10万円くらいのものが多く結構な値段がします。 動噴使い方はまずタンクに肥料や農薬を入れます。多くの農家では軽トラなどの荷台の上に動噴を置いて肥料などを入れます。この方が背負いやすいからです。そして次はエンジンをスタートします。機会によってはセルモーターが装備されているものもありますが、装備されていない場合エンジンをスタートしてから背負います。 動噴にはアクセルと散布する量を調整するスイッチがありますが慣れるまではこの調整が結構難しいですが、慣れてしまえば簡単です。エンジンの回転を高めに設定するのがむらなくサンプルするコツです。また機種によっては残りの量が表示されるものもありますので、それを見ながら散布するとうまくできます。 動噴は結構重量があり、肥料や農薬を満タンに入れると30s以上の重量になります。なので女性が扱うのはちょっと無理があり、腰の調子が悪い人などが背負うとぎっくり腰などになる可能性が高いので注意が必要です。 |
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腰への負担が少ない!スイングタンク搭載の丸山背負い動噴はこちら! 背負動噴をご使用の際はタンクと薬剤も背負う形になるので、かなりの重量があり腰への負担も大きいです。 そこでおすすめしたいのが、タンクが背中の動きに連動するスイングタンク搭載の丸山背負動噴!屈んだ際にタンクが連動して動くので、腰に優しい親切設計です♪ |
動噴を使う上で一番気を付けなければいけないことはやはり足元をしっかり見るということです。動噴は重いので背負っているとバランスを崩しやすく、しかも水田は足元が悪いので慎重に行う必要があります。またもし転んでしまうと起き上がれないこともあるので、一人で作業するのはオススメできません。これを防ぐためにはタンクの量を少し少なめにしてバランスを崩さないようにすることです。特に初心者で慣れていない人や腰の調子が悪い人はできるだけ少なめにして軽くすることが大事です。 またトラブルとして起こりやすいのはエンジントラブルです。農家が動噴を使って農薬や肥料を散布するのは5月から7月頃の間だけです。1シーズンに動噴を使う回数は4〜5回ということが多くそれ以外の間は動噴は全く使いませんのでエンジンなどが故障することがよくあります。ですので使い終わったらきちんと整備や掃除をしてから倉庫などに片付けることが必要です。調子が悪ければ早めに農機具屋に修理してもらい来シーズン、すぐに使えるようにすることが大事です。 動噴の構造は比較的シンプルですので、経年劣化による水漏れ等を除いてエンジン以外の部分が故障するということはあまりありませんので心配する必要はないと思います。 |
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もちろんアグリズでも修理OK!お見積りはこちらから! アグリズ保証、プレミア保証に加えて、もちろんお手持ちの動噴の修理も承っております。 和歌山県の修理センターにて長年農業機械の修理に携わるスタッフが隅から隅までチェックして、あなたの動噴を復活させます! |
動噴を使う上でもう一つ気を付けたいのが、必ずマスクを着用することです。しかも普通のマスクではなく「防除マスク」が最適です。 動噴はかなり勢いよく肥料や農薬が出てきますので、口に入ってしまうこともありますし、農薬には人体には毒性のものもあります。 昔と違って毒性が高いものは今の農薬にはほとんどありませんが、それでも防除マスクをした方が安全です。 防除マスクは普通のマスクに比べて息苦しいですが、こちらの方が安全です。 また散布しているときに風が吹いていると、肥料や農薬が跳ね返ってくるコットもあります。これが目に入ってしまうこともありますので注意が必要です。このためマスクだけでなく保護メガネを付けた方が実は安全です。 そのほかに動噴を使って肥料や農薬を散布した後は服を全部洗濯することです。動噴から出た農薬や肥料などが必ず服についています。ですので服に臭いや成分がついていることがあるからです。 そして動噴を使ったとは必ずうがいをしっかりして一応シャワーを浴びておくのがオススメです。動噴を使う時期は汗をかいていますので農薬の成分などが肌についていることが多く、肌荒れの原因などになることがあるからです。 |
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動噴で薬剤を散布する際は必須アイテム!防除マスクはこちら! 暑いし蒸れるしマスクなんてつけたくない。。。確かにできることならそういった負担は避けたいですよね。 しかし、農業で使用する薬剤は普通物以外に毒劇物もありますので、体内に薬液を吸入してしまった場合、非常に危険です!自分の身を守るためにも、マスクは必ずつけましょう。 |