スプレーホース金具の取り付け方法のお話。

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まいどです!クリスです!

今回はスプレーホースへの金具の取付け方法のお話です。

動噴ホースとか、噴霧ホースとかいろんな名前で呼ばれるこのスプレーホース、両端には接続用の金具が付いていますよね。

この金具、専門店でしか取り付け出来ないと思いきや、DIYで取り付けもできちゃいます。

今回は専用のカシメ機(ホース金具が抜けない用に締め付ける機)を使用していますが、機械を使わないでホースバンドで締め付ける場合も全体の工程は同じです。

今回は動噴とホースリール(巻取り機)を繋ぐ3mの元ホースを作ってみたいと思います。

オレンジ色のごくごくベーシックな8.5mmのスプレーホースです。

このホースの両端に金具を取り付けて行きます。

 

今回使用するのはこれまた一般的な六角のホース金具です。写真はオス金具とメス金具を組み合わせた状態です。

ホースとの接続部分は抜けにくいようにタケノコ状になっていますね。

この金具をホースに差し込んで取り付けて行くのですが、ただ差し込めば良いと言うものでもなく、ちょっと一手間とコツが必要です。

では実際に取り付けてみましょう。

 

まずは金具に下ごしらえ。

ホース金具のメス側タケノコへホースに差し込みやすいよう、グリス、石鹸水などを少量塗布します。

これも色々流派があるので一概にどれが良いとも言えませんが、僕はキャブレタークリーナーを薄く吹き付けてます。

ホントは何も塗らずにちゃんとホース金具挿入機を使用して金具を挿入するのが一番なのですが、金具挿入機って凄くお高いので、今回は使わずに行きたいと思います。

(金具挿入機ってこういうのです。写真の機種で4万円します(;´Д`)

 

 

 

 

ホースを温めて柔らかくします。

で、です。金具を滑りやすくしたら今度はホースを温めて柔らかくしていきます。

ホースの銘柄もよりますが、常温でのホースは固くて金具を入れにくいので、温めて柔らかく、伸びやすくしていきます。特に冬場はしっかりと温めた方が失敗が少ないです。

 

今回はトーチ(ガスバーナー)を使用しますが、無ければヒートガンや家庭用のドライヤーとかでもOKです。

 

 

 

サッと炙るように温めて行きます。一箇所に集中して温めすぎないように、いろんな方向から熱を入れていきます。

時折温めながら手でホースの先端を潰してみてください。潰した時の感触が柔らかくなればOKです。(熱いので触る時は軍手してくださいね!)

また、スプレーホースって内部で何層かに分かれている構造なのですが、温めすぎると内部で層が剥離して金具が抜けやすくなったりするので過度に暖めないよう注意が必要です。

ホースに金具を差し込みます。

充分に温め終わったら冷めてしまわない内にササッと作業を進めます。

カシメ機を使用する場合はこの時点で専用のカシメラーキャッップをかぶせておきましょう。

金具を差し込み始めたら躊躇無く一気に差し込んでしまったほうが良いです。ゆっくりチョットずつ差し込んで行くとホースが冷めて途中から入らなくなります。

 

←の画像のようなホースバンドで金具を止める場合にはこの時点で先にホースバンドをホースに通しておくと後々楽ですね。

 

 

 

カシメ機でカシメて止める方がキレイで確実ですが、この機械高いんですよね~。7万円くらいします。

よほどの大規模農園さんなら1台あってもいいかもしれませんが……。

 

冷めない内にグイグイと押し込んで行きます。

あ、そうそう。ホース金具の挿入はメスを先に行うのがおすすめです。ここでひとつ注意点としてメス側の金具は最後まで差し込み切らず、数ミリ余裕を残して差し込んで下さい。

金具をホースに差し込み切ってしまうと、六角部分とホースが干渉してオス側との接続時に取り付けにくくなります。

あと、実際にやってみるとわかると思うのですが、メスの金具単体では六角部分が邪魔をしてホースに差し込むのが難しいです。写真の様に雌ネジに雄ネジを取り付けた状態で作業すると差し込みやすいですよ!

 

ホースバンドを使用する場合はあとはもうバンドを締め込めば完成です。

キャップをカシメます

カシメ機を使用する場合は機械に金具部分を差し込み、レバーを動かして油圧でカシメラーキャップを締め込んで行きます。

 

 

 

しっかり締め込むとこんな感じに。

高い機械だけあってキレイに仕上がりますね!油圧で締め込んでいるのでちょっとやそっとじゃ抜けないくらいしっかり止まってます。

 

ホースバンドを使用して止める場合、ホースの種類や使用する圧力によってはスッポ抜ける場合もあるので、バンドを2つ締め込むと抜けにくくておすすめです。

オス側も同じ工程で金具を取り付けてカシメればこんな感じに完成です。

最初はホースへの金具挿入に手こずるかもしれませんが、慣れれば一箇所5分もかからず簡単に金具の取り付けが出来るようになります。

また、今回の金具に滑りやすい薬剤を塗布してホースを温めて金具を挿入する方法は、スプレーホースだけではなく、エンジンポンプ等で使用するサクションホースや螺旋ホースにカップリングやカムロックを取り付ける時にも使えます。

むしろそちらの方が機会が多いのではと、記事をここまで書き上げてから気づきました(汗)

 

まとめ

油圧ホースや高圧ホースはもっと専門的な機械が無いとダメですが、スプレーホースをはじめポンプのホース、動噴の給水・余水ホースなどの高い圧力が掛からないホースであれば今回の手順でっ金具を取り付け可能です。

今回の作業を要約すると……。

①グリスや石鹸水などを金具に塗布する。(無ければ最悪ただの水でもいいです)

②金具を取り付けたいホースを温める。

③ホースが冷めない内に躊躇せず一気に金具を差し込む

④抜けないようにホースバンド等で締め付ける

たったこの4ステップです。農機具店に持ち込んでやってもらうと一箇所500円から1,500円くらいの作業でしょうか?(料金はお店によって異なります)

また、万が一取り付けに失敗しても、ホースを切って再チャレンジ出来るのでリスクも低いです。

いかがでしたでしょうか。

ご自身でホースの金具を取り付けられる機会ってそんなに無いかもしれませんが、チャンスがあれば是非チャレンジしてみてください。

 

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