カルイ粉砕機の小っちゃいのと大きいのをご紹介します。

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11月に入りました。もうすぐ年末ですね。時間の経つのは本当に早いものです。みなさまいかがお過ごしでしょうか、アグリズバイヤー ボブです。
明日9日~11日まで、社内研修のためアグリズはお休みをいただいております。みなさまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

今日のブログは、粉砕機のご紹介になります。

粉砕機、シュレッダーやチッパー、ウッドチッパーとも呼ばれる選定した枝や竹、果菜の残幹等を細かく粉砕し、処理しやすくする機械です。
嵩張る枝や竹もチップ状にすることで、コンパクトにまとめることが出来、運搬や処理の手間が省け、また、チップも様々な用途に2次利用することができるので、無駄がありません。

今回のブログは、日本で初めて樹木粉砕機を作って40年以上。自社で設計、製造している株式会社カルイさんの粉砕機をご紹介します。山形県の小さなメーカーだと思っていませんでしょうか?なかなかどうして、粉砕機にかける思いは「重い」会社さんです。

まずは大きい方からご紹介いたしましょう。

カルイが誇る最強の粉砕機 KDC-1301B DraCom(ドラコン)

 

 

ドラゴン!?いえ、「ドラコン」です。クラス最大の処理径135mm。エンジン搭載式粉砕機ではカルイのラインナップの中でも【最強】を誇るチッパー(粉砕機)です。

高価な粉砕機なので、粉砕機構がしっかりしているのは当たり前ですが、それ以外の部分にもしっかり気を配った優秀なチッパー(粉砕機)ですよ。

一見コンパクトに見える同機ですがいろいろ優れたポイントをいくつかご紹介したいと思います。

ポイント1:粉砕効率が高く作業が速いので時間を有効に使える。

KDC-1301Bは粉砕効率の良いチッパーナイフ式(※)で、しかもチッパーナイフを4枚搭載していますので投入物を効率よく強力に粉砕します。
(※粉砕対象物を、ナイフで削り取りながら細かく粉砕していく方式になります。本体側に受刃、ローター側にチッパーナイフを配置し、チッパーナイフと受け刃で粉砕物を挟み込みながら削り取るように粉砕していきます。直径100mm以上の大径木の処理によく使われています)

 

 

 

広いシュート(粉砕物投入口)で茂った枝葉もらくらく投入、送りローラーの幅も広いのでナイフ部までの送り込み速度が速く、また、ナイフからスクリーン(※)までの距離が近いので2次粉砕の効率も高く、スイスイ作業が進みます。

 

 

 

 

(※スクリーンとはチップの大きさを均一にするためにナイフと噴出口の間に設置されている網の事を言います。別売のオプションになりますが、KDC-1301Bには微粉砕専用の細目スクリーンも用意されています。スクリーンの交換は工具不要で行えます。)

 

 

低重心設計のため、粉砕物を高く持ち上げる必要が無いのも魅力。長い枝や竹を処理する際にもバランスを崩しにくいので効率的で安定した作業ができます。

ポイント2:強力なブロワ装置でチップの処理も効率良く出来る

ブロワ部分は独立設計。遠心放出方式による上部排出機構採用なので、チップの大きさによる影響を受けにくく、粉砕したチップを強力に排出、そのまま軽トラックの荷台やフレコンバックへの排出が可能です。

 

 

 

また、排出ダクトの先端は、上下左右自由に角度調節ができますので排出方向の位置は簡単に変更可能です。

 

 

 

ポイント3:整備性が高く日々のメンテナンス効率が良いので楽

上部カバーとブロワ部分が工具なしで開閉できますので清掃やナイフなどの点検・交換が容易に行えます。

 

 

 

 

また、シュート(粉砕物投入口)部分もワンタッチで開閉できますので、刃の交換や燃料の給油、エンジンのメンテナンス時でもシュート部分が邪魔にならず、作業効率も上がります。

 

 

 

 

 

負荷の大きい機械だからこそメンテナンスの頻度はどうしても高くなります。こういったポイントは、作業者にうれしい配慮ですね。

ポイント4:安定した走行性能で移動も楽で安心

低重心設計に加え、フロントにミッションケースを配置することにより優れた重量バランスを確保。走行はイコライザ転輪採用のクローラー式、移動や軽トラックへの積み込み、不整地や傾斜地でも安定した走行が可能です。

 

 

 

旋回は左右のレバーを動かすだけで楽に旋回。前進2段、後進1段の複数変速ミッションで作業者の状況に合わせた速度で走行させることが出来ます。安全装置として、挟圧防止機構付も搭載。後進走行時、一定以上の力で障害物にぶつかるとクラッチレバーが解除、作業者を守ります。

 

 

 

高単価な粉砕機ですが、実はカルイさんで一番人気のモデルだったりするKDC-1301B。
このほかにも、緊急のエンジン停止スイッチや省燃費運転が可能な「小枝/標準モード切替」、「正逆転切り替えスイッチ」など上位機種にふさわしい装備も満載。もちろん耐久性にも優れます。

上でも書きましたが、スクリーンと呼ばれる「網」を取り換えるだけで、粉砕するチップの粗さの変更ができます(※)。スクリーンは工具不要で脱着が可能です。(※細目スクリーンはオプションです。話題の竹の粉状粉砕に最適です。)

カルイの最強ドラコン KDC-1301Bをよろしくお願いします。

続いて、小さい粉砕機のご紹介です。

シンプルゆえに故障しにくい、カルイの最小モデルKMN-1 ベビーシュレッダー。


「ベビー」と控えめな名前は付いていますが、カルイの「こだわり」が生きています。
ガーデンチッパー(シュレッダー)に分類されてますが、粉砕能力・耐久性に加えて安全性や扱い易さという点では、他のガーデン向け製品にくらべて圧倒的に群を抜いています。電動ガーデンシュレッダーの性能に満足できない方、買ってすぐ壊れてしまった方にお勧めの粉砕機です。

ポイント1:エンジン式でコンパクトながら強力、仕事が捗る

「メイキ」でおなじみ、三菱4.2馬力空冷4サイクルエンジン搭載ながら、使いやすいコンパクトなサイズにまとめた小型シュレッダー。直径4.0cmまでの枝葉や果菜の残幹をハンマーで粉砕しチップ化しますので、嵩張る枝等もスッキリ片付きます。

 

 

 

 

ポイント2:メンテナンスが楽

カルイチプスターで実績のある堅牢なフリーハンマーを採用。摩耗が少なく研磨をする必要がほとんどありません。
送りローラーの駆動にはチェーンを使用しているので交換の必要もありません。

 

 

 

 

ポイント3:投げ込むように投入できるから楽

作業負荷に応じて食い込み速さを自動調節
作業者が一定の速度で送り込む必要が無いので、過負荷によるエンストを考慮することなく、投げ込むように枝を投入できるので作業が捗ります。

枝を噛み込んでしまった場合でも、付属のレンチで簡単に取り除けます

 

 

 

 

 

ポイント4:車輪付きで移動も自由自在

手押し式ハンドルと車輪付きなので、移動もスムーズに行えます。ただ、本体は55kgとちょっと重めです。ブレーキが付いていないので、坂道の移動や凸凹道、トラック等への積み込みには注意が必要ですね。

 

 

 

基本設計は古いですが、構造はシンプルで頑丈

ガーデン用ではもったいない!? 使いやすいコンパクトなサイズにまとめた小型シュレッダーKMN-1 ベビーシュレッダーをよろしくお願いします。

ご紹介機種のお求めはこちらから

【カルイ】 KDC-1301B DraCom ドラコン 【ブロワ付き】 【13馬力】 【最大処理径:135mm】

 

【カルイ】 KMN-1 ベビーシュレッダー  【4馬力】 【最大処理径:40mm】

今回ご紹介いたしました機械は、5つの「あんしん」が1つになった、充実の保証パック、アグリズオリジナル『プレミア保証プラス』付きでお求め頂く事も可能ですよ。是非ともご検討をよろしくお願いします。

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