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刈払機(草刈機)のスロットルレバーとは|ゼノアのSレバー・STレバー・トリガーレバーの種類と使い方の違い

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「刈払機(草刈機)のスロットルレバーって何?」

(「スロットレバー」と表記されることもありますが、同じものを指しています)

「Sレバー・STレバー・トリガーレバーは何が違うの?」

「回転を固定できるのはどれ?」

――そんな疑問にお答えするため、本日はハスクバーナ・ゼノアの刈払機に採用されているスロットルレバーの種類と使い方の違いをご紹介します。

今回のブログは、ちょくちょくお問い合わせ頂く機会の多いハスクバーナ・ゼノア社のスロットルレバーの形状についてご紹介させていただこうと思います。

 

現在、ゼノア社の販売する刈払機には「Sレバー」「STレバー」「トリガーレバー」の3種類のスロットル形状が存在します。

簡単にではございますが、ご紹介させていただきますね。

 

Sレバー|握っている間だけ回転を維持する、ゼノア最初の安全レバー


平平成23年9月の刈払機の安全対策の自主的な取組である、安全装置のない固定スロットルレバーに変わる新型レバーとしてゼノアが最初に設定したレバーです。

①のレバーを握ることで②のアクセルレバーのロックが外れアクセルレバー(エンジン回転調節レバー)を動かせるようになっていました。 ①のレバーを握っている間は②のレバーは固定されるので回転を維持できますが、①のレバーを離すと、②のアクセルレバーは自動でアイドルに戻るので万一の転倒などで手を離しても安心でした。また、アクセルを動かすには、①のレバーを握る+②のアクセルレバーでアクセルを開ける、のツーアクションが必要なため、誤作動が少ないのも特徴の一つでした。 しかしながら、レバーから手を離すたび回転を合わせなおす必要がある点や、手の小さい人には操作がしにくいなど使い勝手は良いとは言えず、今では一部の背負い式を除いてほとんどSTレバーに変わってしまっています。

 

STレバー|アクセル開度を固定できる、ゼノアの主流レバー

Sレバーに変わる安全レバーとしてゼノアが採用したレバーです。レバー自体は昔から使われていた物で古いモデルではBC2000シリーズ等に搭載されていたと記憶しています。 ①のコントロールレバーでアクセル開度(エンジン回転の高さ)を決め、②のレバーを握ると①で決めたエンジン回転の高さまでエンジンが回転します。②のレバーを離すとアイドルに戻ります。

①のレバーでアクセル開度(エンジン回転の高さ)を固定できるので、レバーから手を離しても回転を合わせなおす必要がなく、Sレバーに比べ使い勝手に優れます。 しかしながら、レバーが地面に当たるなどにより、誤作動が起こりやすく背負式に搭載する場合はカバーを付けるなどの対策が必要になります。

トリガーレバー|握った分だけ回転が上がる、林業向きのレバー

古くからあるタイプの安全レバーです。 ①のレバーを握ると握った分だけエンジン回転が上がり、握りこむと全開になります。離すとアイドルに戻ります。 微妙なアクセルワークが可能なため林業家に好まれることが多く、ゼノアでは主に大型の刈払機に搭載されています。

※回転を固定することは出来ません。

いかがでしょうか。迷ったらベーシックなSTレバーをお勧めしますが、こだわって選んでみるのも面白いかもしれませんね。

ゼノアの3種類のスロットルレバー比較早見表

本文でご紹介した内容を一覧にまとめます。

レバー形式操作のしかた回転の固定手を離すと向いている使い方
Sレバー①を握ってロック解除→②で回転を調節(ツーアクション)①を握っている間だけ維持アイドルに戻る誤作動を避けたい方(現在はほとんど使用されていない。)
STレバー①で回転の高さを決め→②を握ると設定した回転まで上がる①で固定できるアイドルに戻る現在のゼノア主力レバー。一定の回転で刈り続ける作業向き
トリガーレバー①を握った分だけ回転が上がる固定できないアイドルに戻る細かなアクセルワークをしたい方

※3種類とも、レバーから手を離すとアイドルに戻る「安全レバー」です。

回転の「固定」と安全装置の考え方

「草刈機のスロットルレバーを固定したい」というご相談もよくいただきます。

  • 本文にあるとおり、平成23年9月以降、安全装置のない固定スロットルレバーに代わる安全レバーへの切り替えが進みました。手を離すとアイドルに戻る(クラッチが切れる)仕組みは、転倒などの万一の際に刃の回転を落とすためのものです。
  • 「一定の回転で刈り続けたい」場合は、STレバーのように開度を固定できる形式を選ぶのが本来の使い方です。
  • 安全レバーを効かなくする改造や、ロックの解除・取り外しは、事故につながるおそれがあるためおすすめしません。当店でもそのようなご案内は行っておりません。

レバーがゆるい・戻らない・固定できない時に見るところ

「スロットルレバーがゆるい」「離しても戻らない」といった症状のご相談も多いので、一般的な確認ポイントを挙げておきます。

  • スロットルワイヤーの遊び・伸び — 長く使ううちにワイヤーが伸び、レバーの手応えがゆるくなることがあります。調整の方法は機種ごとに異なるため、取扱説明書の手順に沿って行ってください。
  • レバー周辺の汚れ・異物の巻き込み — 刈りカスや泥がレバーの動きを妨げることがあります。まずは清掃してみてください。
  • 戻りバネや部品の摩耗・破損 — レバーが戻らない、ロックがかからない場合は内部部品の不具合が考えられます。
  • ワイヤーの経路の引っかかり — ハンドルの向きを変えた後などに、ワイヤーが抜けたり、ねじれや折れが発生していないかを確認します。

分解を伴う点検・部品交換は、無理をせずお買い上げの販売店やメーカーのサービス窓口にご相談ください。アグリズでもご購入いただいた機械のメンテナンスのご相談を承っています。

ゼノアの刈払機・草刈機はアグリズで

STレバー・トリガーレバーなど、レバー形式の違いも含めてご用途に合った刈払機をご案内します。

→ ゼノアの刈払機・草刈機はこちらから

よくある質問(FAQ)

Q. 刈払機(草刈機)のスロットルレバーとは何ですか?

A. エンジンの回転(アクセル開度)を手元で調節するレバーの総称です。「アクセルレバー」とも呼ばれることもあります。ゼノアの刈払機にはSレバー・STレバー・トリガーレバーの3種類の形式があります。

Q. STレバーとトリガーレバーはどう違いますか?

 A. STレバーはアクセル開度を記憶できるタイプのトリガーレバーです。コントロールレバーでアクセル開度を決め、スロットルレバーを握ることで、決められたアクセル開度でエンジンが回転します。トリガーレバーは握った分だけ回転が上がる形式で、細かなアクセルワークができる反面、回転の固定はできません。

Q. スロットルレバーを固定して使いたいのですが?

A. 回転を一定に保ちたい場合は、STレバーのようにアクセル開度を固定できる形式を選ぶのが本来の使い方です。手を離すとアイドルに戻る安全レバーを効かなくする改造や解除は、事故につながるおそれがあるためおすすめしません。

Q. 「ツインスロットル」とはSTレバーのことですか?

A. 2本のレバーで回転の設定と操作を分ける形式をやまびこでは「ツインスロットル」と呼んでいます。操作の考え方はSTレバーに近いものです。

Q. スロットルレバーがゆるい・戻らない時はどうすればいいですか?

 A. スロットルワイヤーの伸び、レバー周辺の汚れや草の巻き込み、戻りバネなど部品の摩耗が考えられます。清掃で改善しない場合や分解が必要な場合は、無理をせず販売店やメーカーのサービス窓口にご相談ください。

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