カラスが鳴くから帰れない・・・そんな時には鳥よけ黒糸!

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昔はCDを毎月のように買いあさり、フェスやライブにもよく行っていたのですが最近はピタッと行かなくなりました。大手CDショップも近くのショッピングモールから撤退しました。店員さんの手書きのコメントを読みながら試聴するのが楽しかったのでちょっと寂しいです。やはりスマートフォン普及の影響なのかなと思います。いつだって試聴できるし一曲単位でダウンロードできちゃいます。でも僕自身がCDを買わなくなっているのだからそのような流れになるのもわかる気がします。アーティストこだわりのジャケットとかも楽しんで欲しいですけどね。そんな音楽好きアグリズバイヤーのサムです。今回はCDつながりでカラス対策のお話をしようと思います。

カラスは賢いので対策がなかなか難しく、物理的な対処として防鳥ネットの設置により防止することができますが、労力やコストが大きいことから広くは利用されていないようです。

では、電気柵と同じように驚かすことで心理的な対処する方法は無いものでしょうか?以前は目立つことを重視してCDを吊るしたり、キラキラ光るカラフルなヒモを張り巡らせて驚かせたり、透明のテグスを細かく張って主に光の反射で威嚇していました。しかし光に反射することでカラスが張っていると認識してしまうのでついには上手に入る方法を覚えてしまいます。カラスは賢いのでどんどん学習するんですね。もう見えるものでは難しくなってきています。

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そこでご紹介するのが末松電子の「鳥よけ黒糸」です。直径0.3mmとかなり細い糸で、カラスには日光との角度によって見えたり見えなかったりするようです。糸が張ってあると認識できるとそこをかいくぐるように着地すれば良いので細かく張らないと突破されてしまいます。この極細な糸はカラスの視認性を低下させ衝突を誘発させることができます。一度見えない糸に引っ掛かってしまうとその場所は中に入れたとしてもすぐ飛び去ります。そして怖い場所と認識して避けるようになります。糸の視認性が極めて悪く、侵入を許しても畑侵入時に体の一部でも触れたカラスは、多くの場合は着地後すぐに飛び立つのでカラスの畑への滞在時間は大幅に減少し侵入されても被害を最小限にとどめます。糸は目立たない方が効果が高いようです。

原理は電気柵と同じですね。いわゆる「心理柵」というものです。反対に防鳥ネットやフェンス等は「物理柵」と呼ばれたりします。一昨年に現代農業に記事が掲載された当時は一瞬にして市場から商品がなくなり、在庫管理がしっかりしている末松電子さんでも欠品することがあるんだなぁと驚きました。今は供給も需要も落ち着いていますが、相変わらずの人気商品です。細かく張らなくても良いので設置が簡単で省力化できますし、コスト的にみてもお得です。

上図は末松電子さんが載せている張り方の例です。ただし外周部は物理的にネットで守ったほうが良いと思います。そして、、、これで作物を完全に守れますとは断言できないです。カラスの種類によっては怖がらない可能性だってあります。カラス対策に色々と悩んでこられて試行錯誤しているけどまだ試していない方にはオススメしたいです。設置作業時や設置期間は人間にも見えにくいため、接触しないように人の身長より高い2mくらいに設置したほうがいいと思います。低い位置に張る場合はくれぐれも注意してくださいね。

上図のように電気柵と組み合わせてイノシシや小動物から守りながらも、あいがも農法にも使用できます。ご参考にしていただければと思います。

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