防草シートを、知ろう。(2) グランドシート編

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アグリズの本社がある和歌山県は本州最南端の潮岬がある南国です。ほとんどの人がスタッドレスタイヤを持っていませんので、雪が積もると一瞬で交通に影響が出てしまいます。

免許を取って約20年になりますが、冬のレジャーをしないのでスタッドレスタイヤを履いたことがないアグリズバイヤーのサムです。

今回は一般的な防草シートを選ぶ際のお話です。ダイオ化成の防草シートにスポットを当ててみます。

 

防草シートは織物です。素材としてはポリオレフィン系のポリエチレンやポリプロピレンを使います。ダイオ化成から販売されている防草シートは「グランドシート」「ネオフィールド」「畦クロス」という3銘柄が主になっています。実はこの3つにほとんど違いはありません。目付け量は150 g/m2で同じですし、耐用年数の目安も4~5年程度です。畦クロスには20cm間隔にラインが入っていないという小さな違いもありますが、一番の違いはグランドシートと畦クロスが平織、ネオフィールドは平織×綾織となっているところです。

平織とは・・・上写真

縦糸と横糸が交互に上下させて編み込まれていることから、縦横の強度が高く摩擦に強い織り方です。最も代表的な織物です。

綾織とは・・・上写真

縦糸と横糸が交互に交錯せず、1つ飛ばしで編み込まれています。斜線がはっきり見える織り方です。 平織より柔軟性がある織物です。

平織と綾織を組み合わせているネオフィールドのほうが少し柔らかく、その伸縮性により地面への追従性が少し良いです。平織のほうが摩擦には強いので、ネオフィールドはあまり人が入らない太陽光発電施設に向いていると言えます。

 

私の個人的な見解ですが、ダイオ化成の防草シートはグランドシートを選べばほとんどの場面で通用するのではないかと思います。抗菌剤入りタイプはカビや苔などの発生を防ぎますし、色もブラックとシルバーから選べます。太陽光発電施設内、ハウス内外・露地畑の通路、畦や法面などの防草対策にシートを導入される際にはダイオ化成の防草シート「グランドシート」をご検討ください。

 

ダイオグランドシートのアグリズのページはコチラ

http://www.agriz.net/fs/nouki/GoodsSearchList.html

 

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