“くるくるカッター”の最高峰BKZ315誕生です。

明かりをつけましょ雪洞に～、今日はひな祭りですね。みなさまいかがおすごしでしょうか、アグリズバイヤー　ボブです。ひな祭りと言えば、おっさんになった私にはほとんど関係のない女の子の行事になります。ただ、もともとの起源は季節の変わり目に災難や厄から身を守り、よりよい幕開けを願うための節句が始まりとされているようですね。女の子の日と決まったのは、江戸時代になってからのようです。季節の変わり目は、暖かくなったり、寒くなったりと気温の移り変わりが激しく、体調を崩しやすいです。みなさまも御自愛下さい。

今日のブログは、先日発売になりましたゼノア新型刈払機BKZ315シリーズのご紹介です。

先日ブログでもご紹介させていただきました、BKZ275に引き続きBKZ305シリーズがモデルチェンジを行いました。
新しくなった、BKZ315シリーズをご紹介させていただきます。

ゼノアくるくるカッターシリーズでは最も大きな29.5ccのストラトチャージドエンジンを搭載するBKZ305はハイパワー仕様の“くるくるカッター”としてハードユーザーを中心に人気がありました。

今回の変更は、従来機の欠点でもあった中速域での安定性の向上と出力アップを目的とした小変更となっております。

新しくなったBKZ315には、キャブレターの燃料セッティングと点火コイルの見直しにより、中速域での安定性及び低速から中速域でのパワーアップが図られた新型ストラトチャージドエンジンが搭載されています。
前モデルでの欠点でもあった低、中速域での使い勝手が向上し、大型の刈払機で最もよく使用するであろう回転域での使い勝手が向上しています。
安定性が増した分、振動も少なくなりより使いやすくなっています。

以前のモデルでは「リコイルが硬い」と御意見のあったエンジンの始動性（リコイルロープの引き力）部分に関しても改善が行われており、ガスケットを変更し、圧縮を抜くことで以前よりも抵抗が少なくなっています。
体感的にもリコイルロープを引き出してからクランキングが起こるまでの感覚が短くなっているように感じました。
もちろん背引きのEZスタートですので、背負ったままでも始動が可能です。
ただ、前モデル同様蓄力式EZスタートを採用していますので、圧縮が掛かってからクランキングが起きるまでの、短い強い抵抗が無い代わりに、スプリングを巻くための引き力抵抗が一定してかかり続けます。一気にリコイルを引ききろうとしますとリコイルの抵抗が強く感じられると思いますが、この点は特性上やむを得ないところだと思います。
一定の速度でクランキングがおきるまで引っ張る（あくまでもリコイルを引っ張ることでスプリングを巻いて、その巻かれたスプリングがクランキングを起こしている）というような使い方を意識していただければ、快適にご使用いただけると思います。

重いエンジン部を背負っているので手にかかる負担も少なく、また、燃料タンクも1.1Lと大容量なので補充の手間が減り作業がはかどります。
重心が体の中心に近づく設計で疲れにくく、スプリング4点マウントで身体に伝わる振動も少ないです。
スイベルギヤケースとエンジン部がくるくる自由自在に回転するゼノア独自のマウント方式で排気ガスや熱も気にならず、身体の左右どちら出しでも作業ができます。
操作棹は新型の定番、アルマイト加工により鮮やかなオレンジ色に塗装加工がされています。

今回のモデルより、操作スロットルは使い易くて操作が簡単なSTレバー式に変更されました。
エンジン回転を固定でき、トリガーを握ることでエンジンが回転するSTレバーの採用と、安定性が増したエンジンで使い勝手はかなり向上しています。
相変わらず、誤作動防止のカバーがちょっと気になりますね。STレバーの誤動作を防ぐためなので、しょうがないとは思います。

ハンドルタイプは、平坦地から斜面まで幅広くお使いいただけるループハンドルタイプと無理のない姿勢で振り回し操作が楽なバーハンドルタイプをお選びいただけます。
ノーマルより+12cm長いロングパイプ仕様の設定もありますので、背の高い方や背の高い人や高畦の草刈にご使用の方はこちらがお勧めです。

パワーがあるので、ナイロンカッターとの相性も抜群。個人的には、エアクリーナ部分をBKZ275シリーズと同じパフ剤のフラットタイプに変更されているとよかったのですが、キャブの形状変更が行われなかったので既存のままとなっています。

田んぼの畦から畑や果樹園の管理、畦草刈りや公園・緑地・ゴルフ場・道路等の施設管理などにまで幅広く活躍してくれそうです。

大排気量の機械にかかわらず、低速から中速がメインで使われることが多い刈払機は上まで回転を上げる機会が少なく、カーボンがたまりやすくなります。
作業終了の数分前より、エンジンを全開にして使っていたたくことで、ある程度のカーボン蓄積を抑えることが出来ますのでいちどお試し下さい。

新しくなったゼノアくるくるカッターBKZ315シリーズをよろしくお願いします。

お求めはこちらから↓

この記事の関連記事はこちら！

TKZ265・TKZ235のご紹介 ゼノアくるくるカッターがモデルチェンジ、BKZ275シリーズ新発売です。 様々な場面で活躍間違いなし、BCZ315誕生です。 BCZ245、BCZ275に「DC」シリーズが登場。 安定性バツグンな草刈機・ハスクバーナ226Rシリーズのご紹介です。