赤いネット、サンサンネットe-レッドが「いいんです!」

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今年、自宅の近くの新興住宅地に鉄骨のビニールハウスが何棟も建ち、いちご狩り園がオープンしました。章姫、紅ほっぺ、そして和歌山オリジナル品種の「まりひめ」などが5月まで楽しめるということで人気のようです。まりひめの人気が高いようですね。その日に食べ頃のハウスに案内してくれるので、まりひめのハウスに入れるかどうかは運次第です。いちご刈りをするなら練乳は持参したいアグリズバイヤーのサムです。

実はそのイチゴハウスでも採用されているのですが、今回は防虫ネットで有名な日本ワイドクロスの赤いサンサンネット「e-レッド」をご紹介します。

農業用防虫ネットのパイオニアとして知られる日本ワイドクロスの本社は大阪にあります。蚊を防ぐために吊るす蚊帳織りの伝統技術を活かして、減農薬栽培の普及に貢献しているメーカーです。東のダイオ化成、西の日本ワイドクロスと言われ、人気を二分しているようです。

まず、このサンサンネットe-レッドという商品の特長を挙げます。下の写真は僕が撮ったんで下手ですが近接写真です。

赤色の糸(PE製の細糸)は色彩作用によりアザミウマ等の微細害虫の侵入を防ぎます。赤色により光の波長がある程度制限され、下の写真のように微小害虫(アザミウマ類など)には黒く内部が確認できない劣悪な環境に見えるので侵入しづらいようです。

赤色と白色の防虫ネットを被せた作物にアザミウマを放ってみたところ、白色には食害が見られるが赤色にはほとんど食害が無かったとの実証結果もあります。

これにより、露地トンネル栽培・ハウスサイド・天窓・開口部の微細害虫対策に最適です。さらにアルミ格子ラインの織り込みで害虫の忌避効果をアップしています。アルミ格子ラインがあることにより作業性もアップしますね。このアルミ銀糸は酸化消滅するのでアルミ片の剥離落下による作物への付着がありません。

通常であれば白色の0.4mm目の防虫ネットで対策されると思いますが、e-レッドは0.8mmで同等の効果が確認されています。空気も水も光も良く届きますし、目合いの細かな防虫ネットを展張することでハウス内温度が高温になることによる生育に対する悪影響の心配も減るのではないでしょうか。

イチゴ・キャベツ・ホウレンソウ・ネギ・コマツナ・チンゲンサイ等さまざまな作物にご使用していただけます。

下の画像がe-レッドの特長をまとめたものになります。食害比較試験の結果を見ると効果のすごさがわかりますね。

ウイルス病を媒介する微小な害虫は農薬に対して徐々に抵抗性を持ち始めるので、農薬に依存した防除に頼るのではなく相手の特長をよく知ることで対策するのが効果的ですね。

下記に商品の詳細をご紹介します。

サンサンネットe-レッド SLR 2700(遮光率:約25% 目合:0.8×0.8mm)

赤いPE製細糸の色彩作用によりSL 2700(既存品)0.8mm目合の 通気性と軽さをそのままに0.6mm目合に近い防虫効果を発揮、アザミウマ等の微細害虫の侵入を軽減させた画期的な防虫ネット。ハウスサイドや露地トンネル栽培に。

●日本ワイドクロス サンサンネット eレッド SLR2700 1.5×100m 目合0.8mm 透光率75%●

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●日本ワイドクロス サンサンネット eレッド SLR2700 1.8×100m 目合0.8mm 透光率75%●

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サンサンネットe-レッド SLR 3200(遮光率:約30% 目合:0.6×0.6mm)

赤いPE製細糸の色彩作用により通気性と軽さを兼ね備え、アザミウマ等の微細害虫を0.6mm目合で強風による施設への飛び込み防除効果を発揮して、更に侵入を軽減した画期的な防虫ネット。キュウリ、トマトの黄化えそ病対策に。

●日本ワイドクロス サンサンネット eレッド SLR3200 0.9×100m 目合0.6mm 透光率70%●

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●日本ワイドクロス サンサンネット eレッド SLR3200 1.5×100m 目合0.6mm 透光率70%●

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アグリズのサンサンネットシリーズのページはコチラ

 

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