アグリズお勧め草刈機～モア偏～その①

もうすぐゴールデンウイークですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか？アグリズバイヤー　ボブです。週末の天気はあまり良くないみたいですね、家族サービス予定のお父さんには残念な結果になりそうですが、ゆっくり羽を伸ばせる休日になると良いですね。
今日のブログはアグリズお勧め草刈機～モア偏～その①として、乗用・自走式の草刈機のお勧めをご紹介させていただきます。

なかなか手は出しずらいけど、使ってみるとその便利さに納得する機械の代表、ハンマーナイフモア。ハンマーナイフモア自体は昔からある機械ですが、最近になって認知度があがってきていますので、このブログをごらん頂いている方の中にも御存知の方はいらっしゃるのではないでしょうか。

初めてごらんになる方に少し説明させていただくと、ハンマーナイフモアとは少し特殊な形状をした草刈機です。

回転するドラムにY字型に並んだフリー刃（ハンマーナイフ）が見えると思います。この刃はドラムにボルト止めしていますが固定されておらず上下に自由に動きます。
ドラムが回転するとフリー刃が遠心力に引っ張られ立ちあがります。ナイフが回転しながらモアデッキ内に入った草を巻き込み、粉々に粉砕してから後方に排出していきますので、刈跡が美しく刈草を集める必要もありません。

ドラム部分に巻きつくのでつる草は余り得意ではありませんが、背の高い草から、低い草、笹などにも対応できる守備範囲の広い草刈機です。
作業も早く刈払機での作業に比べ非常に楽ですので、休耕地の草刈や果樹園などでも多く使われている草刈機になります。

車体も本格業務用のものを除けば乗用草刈機ほど大きくもなく、使い易いサイズのものが（刈幅400mm～800mm程度）多く、湿地などの泥濘や傾斜地に対応するために無限軌道（クローラ）方式を取っているものもあります。
無限軌道（クローラ）方式の機種は走行安定性が高いため、オプションで立ち乗りステップやシートが付けられる機種も多いです。

ただ、ロータリー式モアに比べ、刃数が多いため維持費が高くついてしまうのが玉に瑕ですね。

共立自走式草刈機 HR662 ハンマーナイフモア

今回ご紹介します共立HR662は、コンパクトなボディに加え、刈幅650mm、8馬力エンジンとパワーと刈幅のバランスが｢ちょうど良い｣サイズのハンマーナイフモアで、アグリズでも販売No1のハンマーナイフモアになります。
ラグタイヤ仕様になりますので、泥濘や傾斜地には強くはありませんが、小回りが利き旋回も楽に行えますので狭い作業地でも操作がしやすく、また、ハンドル位置が左右に2段階で切り替えできるので木の枝下などの作業もスムーズに行えます。
メインの走行クラッチに加え、サイドクラッチ方式を採用しているので、左右のブレーキのように見える部分を握ると握った方向の車輪のクラッチが切れ、握った方向に旋回します。
ハンドルの高さをは作業者の体形に合わせ、4段階に切り替えが可能ですので無理のない姿勢で快適な作業が可能です。