最近雨が多く、やっと梅雨らしい季節になってきました。洗濯物が乾かなくて困っています、アグリズバイヤー ボブです。みなさまいかがお過ごしでしょうか？
つい最近まで、雨が降ってほしいと思っていたのにいざ降り出してみると今度は晴れ間が恋しくなる・・・我ながら勝手だとは思いますが、洗濯物が乾かない問題は切実です。週末から月曜日に掛けては少し晴れそうな予報ですので、この間に一気に洗濯したいと思います。
今日のブログは初めての方によくお問い合わせを頂く、ナイロンカッターの形状について簡単にご紹介いたします。
アグリズでは、ナイロンカッターの形状を大きく以下の4種類に分けています。
①差し込み式
予め適当な長さに切った2本もしくは4本のナイロンカッターを差し込んで使うナイロンカッターです。
構造がシンプルで軽くローター部分が薄く作れるので草を短く刈り込むことが出来ます。使い方が難しくなく、初めての方でも使いやすいタイプのナイロンカッターです。
デメリットとしては、替えコードのコストパフォーマンスがあまり良く無い所と消耗するごとに刈払機を停止しコードを取り替えなければならないため、石や障害物などが多い場所など、ナイロンコードの消耗が早い場所では作業効率が落ちてしまいます。
ナイロンコードへの適正が高く、極端に太いコードを使えるようにしたタイプのものもあります。
②手動繰り出し式
予めローターの部分にナイロンカッターを巻きつけておき、ナイロンコードが減ってきたら草刈機を止め手動でナイロンココードを繰り出すタイプのナイロンカッターです。
こちらも構造がシンプルで軽く、金属を用いればローター部分を薄く頑丈に作れるので草を低く刈り込むのに適したナイロンコカッターとなります。
ナイロンコードの巻き方を変えれば、コードを4本出しにして使うことが出来るナイロンカッターもあります。
ナイロンコードが無くなれば、ナイロンカッターを草刈機から外しナイロンコードを巻かなければならないので手間になります（付けたまま巻けるタイプもあります。）が、構造がシンプルなため、構造が理解しやすく比較的使いやすいナイロンカッターになります。
価格が安いのもうれしいですね。初心者の方からベテランの方まで幅広い層に人気のナイロンカッターです。
③半自動式
こちらも予めカッター内部のローター（ボビン）の部分にナイロンコードを巻きつけておきコードが減ってきたら繰り出して使うタイプのナイロンカッターです。
草刈機を回転させたまま、ナイロンカッターの底にある『タップ』部分で地面を叩く事によりコードが繰り出される構造になっています。
ナイロンコードの繰り出しに刈払機を停止させる必要が無いので効率がアップします。ただ、ナイロンカッターが根元から切れてしまった場合は繰り出すことが出来ません。
また、ナイロンカッターの形状と太さによっては使えないものもあるので、ある程度ナイロンコードの形状に制限がかかります。
ナイロンカッターを巻きつける本体部分が重くなりやすく小型用に作られている物ではあまりコードを巻けないといった欠点もあります。また、重量対策のため、本体が樹脂で出来ている物が多く、強い衝撃で破損しやすくなります。
④自動式
こちらも予めカッター内部のローター（ボビン）の部分にナイロンコードを巻きつけておきコードが減ってきたら繰り出して使うタイプのナイロンカッターですが、コードの繰り出しが自動で行われるタイプになります。
半自動式タイプと同様ナイロンコードの繰り出しに刈払機を停止させる必要が無いので効率がアップする上、コードの長さが一定以上になることが無いのでナイロンコードを出しすぎることがありません。
繰り出し方法が複数有り構造がシンプルなタイプと、複雑なタイプの2種類があります。
構造が複雑なタイプは、ナイロンカッターの長さが一定に保たれます。ただ、半自動式同様ナイロンカッターが元から切れてしまった場合は繰り出すことが出来ませんので手動にて引き出す必要があります。
構造がシンプルなタイプは、ナイロンコードが一定の長さ以下になると繰り出されるような構造になっています。
それぞれ特徴はありますが、特に構造が複雑なタイプは機構も複雑になるのでナイロンカッター事態が大きく重くなりがちですので、排気量の大きな刈払機でご使用になることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか？ナイロンカッターと言ってもたくさん種類があります。みなさまの使いやすい形状を見つけていただければと思います。
ただ、作業時にナイロンコードの出しすぎにはご注意下さいね。
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